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モノの持ち方、人づきあい、身体のケア、変わり続ける住まい……試行錯誤の末に気づいた、いまの自分にフィットする暮らしのヒント
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Posted by ブクログ
年齢を重ねていくと暮らし方や価値観が変わるのは自然なこと。かつての私と今の私を比べて、もう少し力を抜いて生きていってもかまわないと綴られていく。若いときは体力もあり、がむしゃらに頑張ってきたけれど、だんだんすぐには解決できないことが増えてくる年代になっていく。読み進めていく都度、そうだよね、と思うこ...続きを読むとが多かった。私に、 変わらないことを変えないで、自分を労り、素直に生きていいと気づかせてくれた本。
いやなんかもうびっくりするくらい泣いてしまった。最近ちょっともやっとしていたから、引き寄せたとしか思えないほど、完璧にすこんとはまってしまった。うれしかった。
定期的に読み返したい本です ここ5.6年で考え方、捉え方、受け取り方がすごく変わった実感があります その中でまだまだ思いやりが足りない部分、自分の首を絞めている部分があることに気づかせてくれます
2021/12/04予約 1 かつてのわたし、いまのわたし。 一度決めたことを、必ずやり通さなければいけない、などと思わなくていい。 人生の積み重ねと共に、たくさんトライアンドエラーを繰り返した。それを踏まえ、無理しないで、緩やかに今の自分にフイットするよう、転がっていく。 「みんな、生きて...続きを読むいる途中だ。自分にフィットする暮らしのありようを求めて石のように どんどん転がっていけばいいと思う。変わることをとめずに。」 P17 かつて 誰からも好かれたい、誤解はすぐ解きたい 今 こじれたものは待つほうがうまく行く P27 かつて 問題はできるだけ早く解決が良いと信じていた 今 できるだけ夜は悩みを途中放棄、いったん棚上げ。体を休める夜まで悩みにあてると心身にてきめんに支障がでる P43 紙1枚鉛筆一本あれば作品は作れる。今を精一杯生きよ。自らの命を守れ、愛する人の命を守れ。そして生きるための想像力を絞りだせ。これが新学期を迎えた君たち全員に対する第一番目の課題である。(多摩美術大学美術部学長) P52 トライアンドエラーを繰り返し、今思うのは人がいいと言ってもそのまま自分にも当てはまるとは限らないということ。また一生の中でも波がある。その時やらなくても、別のタイミングで自分の生活にフィットすることもある。 P57 フライパン物語。 あまりに同じ過ぎて、笑えてきた。私も鉄製フライパン使いこなしたくて何度もトライした。最後の油を馴染ませる、ができなくて挫折した。安いものから高いものまで使って、現在はほどほどのティファールを一年くらいで買い替えている。 P62 台所の真っ白 白雪ふきん。人のマネして使い始め、塩素系漂白剤の大好きな私は、すぐボロボロにしてしまった。私もジプシー。現在はスコッティの洗えてほぼ使い捨てのロールタイプを使っている。また、酸素系漂白剤で白雪ふきん、始めようかなあ。 P102 どうしても合わない人。 信じている神様が違うと思ってみる この章のあとの方に、お気に入りのラジオ番組の話がある。全部月曜日のせいですね〜、とか全部低気圧のせいですね〜と言う、と書いてあった。これは、もしや私がヘビーリスナーである、ジェーンスー氏の番組のことではないかと思った。 P209 夫婦だからといって、全部を知らなくてもいいし、頑張って会話などしなくてもいいということ。知らないこともある、が前提のほうが、わかり合おうと多少努力をする。知らないのだから、行き違って当然と流せたりする。 夫婦関係は子どもがいるとき、巣立った時、どちらかが病気をしたとき、老いたとき、距離感を伸び縮みさせながら紡いでいけばいいと今のところは思っている。 かつて 夫婦はわかりあえているべきと思っていた。 今 わからないこともたくさんある、が前提なら、なんでわかってくれないのかとっても気になります。ぜひ使ってみたいです。嘆くことが減る。 これは何年か前の自分に読ませたかった… 今の私にとって、とてもいい本だった。人によって受け取り方は違うだろう。けど、上記をこれほど引用するほど、 今の気分にぴったりだった。 同年代の人には響くだろう。 まだ若くて試行錯誤の人には、将来こういうこともあるかも、くらいに読んでもいいのかもしれない。
振り返るとああすれば、こうすればよかったと思うことたくさんある。でも、それを選んだことをやり直すことはできない。それは思い出として残るものなのかな、と感じた。
人生後半戦。 頑張らない事の方が難しい。 日々の暮らしは色々あれど、人生は振り返れば全部喜びに変換できる旅のようなもの。 心のやわらかさとゆとりを手に携えながら、軽い荷物で歩いていきたい。正しくも、きちんとしていなくても、人生は勝手に巡ってゆく。 自分を大事にしながら自分の心地よい速度で進むこと。
タイトルに惹かれて。 大平家の引っ越し遍歴が面白かった。 「傲りと許容量」 謙虚であれば、自分よりものを知っている人に教えてもらえてありがたいと思えるし、知識を深く受け止められる。
P80 〈自分の暮らし方は自分が決める〉 これという決まりはない。 だから自由でいいんだ。 本書を読み共感することが多かった。 いままで丁寧な暮らしとは縁もなく それでも、当時ぼんやりとした憧れはあったと思う。 好きなものに囲まれた生活。 それが自分にとって居心地の良い場所なら言うことなし。 ほっ...続きを読むとできる一冊だった。
叱咤激励の本 自身にとっても「耳が痛いこと」を書かれていることに気づくので、読み続けたらしんどいと思う時もあったが、それだけ気づきを与えてくれてこともわかる。 ただしい暮らしは人により、時により異なる内容ということがよくわかる1冊。
「時短料理ってよく聞くけど、みんな余った時間でなにしてるのかな」という言葉に著者同様どきりとしました。 私はふきんが汚れていてもまあいっかと思うので著者と同じ行動をしても感じることは違うでしょうし、そっくり真似したら逆に苦しくなりそうです。人には色んな力の抜き方があると知り、自分なりに過ごすのが大切...続きを読むなのかなと思った本でした。
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ただしい暮らし、なんてなかった。
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