目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

2,079円 (税込)

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全盲の白鳥建二さんは、年に何十回も美術館に通う。「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」という友人マイティの一言で、アートを巡る旅が始まった。絵画や仏像、現代美術を前にして会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒に笑うこと。白鳥さんとアートを旅して、見えてきたことの物語。

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目の見えない白鳥さんとアートを見にいく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    盲目の美術鑑賞家、白鳥さんと著者が美術館を周りながら著者の感じたことが綴られていくエッセイ。
    書かれている内容は(思想的に)簡単ではないものの文章はわかりやすく、白鳥さんをはじめとする登場人物とのやりとりもコミカルなため、興味深く読み進めることができた。
    盲目者を伴う美術鑑賞は説明するサイドにとって

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    社会に生きる人が、あるものはあるものとして受け入れ、関わり合いの中で楽しみを見出せる暮らしができたら何よりだと心から思った。

    0
    2024年03月02日

    Posted by ブクログ

    目が見えないのに、どうやってアートを見るんだろう?という疑問から読み始めた本。

    目が見えないときくと、私たちは不便だろうな、と思ってしまいがちですが、白鳥さんはずっと見えない状態しか知らないから、不便とはまったく感じない、とか、色をどう感じているか、など、
    読み進めるたびに、今までとは違った価値観

    0
    2024年02月21日

    Posted by ブクログ

    アートを鑑賞するとき、正解を求めていた。間違った解釈をしたくないというプライドのようなものがあって、心から楽しめていなかったと思う。

    この本を読んで、人それぞれにさまざまな感じ方があってもいいのだと、救われた感じがした。正解はなく、むしろその人が感じたことがその人にとっての正解なのだろうと思えた。

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    ゆっくりじっくり、アートを見ながら、自分で素直に感じながら、色々考えながら、読んだ。
    これは、本当に、本当に、読んでよかったー!!と思える一冊。
    アートを一緒に見ることで、驚いたり、共感したり、気付けたり、そして、笑えたり。こんなに楽しく世界が広がるコトがあるんだーと思った。

    あと、川内有緒さんの

    0
    2024年02月10日

    Posted by ブクログ

    個人的に星五以上。まず軽快な語り口で読みやすい。また個性的で面白い作品が多数出てきて、芸術に関心がなかった自分がもったいないと感じた。障害のある方の本音、人生とは何か、といった哲学的な要素もある。

    0
    2024年01月24日

    Posted by ブクログ

    白鳥さん達と一緒に美術鑑賞をしているようで楽しめた。
    〜名言〜
    障害ってさあ、社会の関わりの中で生まれるんだよね。本人にとっては障害があるかなんて関係ないんだよ。研究者や行政が『障害者』を作り上げるだけなんだよね。(P187)
    みんなで見ていると、知らず知らずのうちに作品の核心に近いところにたどり着

    0
    2024年01月16日

    Posted by ブクログ

    全盲の白鳥さんと美術館をめぐるノンフィクション。
    作者の川内さんの飾らない人柄と、白鳥さんの飄々としたキャラクターがいい味出している。

    全盲の方の美術観賞ってどういうことだろう、って思ったけど、やっぱり美術は見るんだよね。本も読む。そうだよね。
    いろんな人と、見えない人に説明していく中で本質に触れ

    0
    2023年12月27日

    Posted by ブクログ

    アートを見るって、こんなに自由でいいんだ!

    早速、この気持ちを持ったまま美術館へ行きたい!
    ワクワクが胸いっぱいに広がっている



    白鳥建二さんは全盲。
    年に何十回も美術館に通う。
    「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」
    という友人の一言から、全盲の白鳥さんとアートを巡る日々が始まった。

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    目が見えない白鳥さんがどうやって絵を見るのか、とても興味があった。白鳥さんはアートを楽しんでいる。それより、私はアートを見に行っても、白鳥さんのように見ていなかった。美術館に行くのが楽しみになった。

    0
    2023年11月27日

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