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タブーに近かった空白の古代史の謎を大胆な推理で解明。日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史!
日本人の「わ」の精神のルーツは?宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか? タブーに近かった空白の古代史の謎を大胆な推理で解明し、歴史学界の旧弊と教科書教育的な「日本史の常識」を覆す。
目次
●序論 日本の歴史学の三大欠陥
1.信長と安土
2.アカデミズムと丸山ワクチン
3.「素人」が大それたことをする理由
第1章 古代日本列島人編-日本はどうして「倭」と呼ばれたのか
第2章 大国主命論-「わ」の精神で解く出雲神話の“真実”
第3章 卑弥呼編-女王殺害と紀元二四八年の重大事件
第4章 神功皇后編-邪馬台国東遷説を裏付ける宇佐神宮の拝礼作法
第5章 天皇陵と朝鮮半島編-日本人のルーツと天皇家の起源
年表
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Posted by ブクログ
1992年に連載開始された本。最近では市民権を得た、古代史の嘘の裏には隠したい真実があるということを最初に広く知らしめたのはこの本ではないかな。魏志倭人伝や古事記を読み直し、卑弥呼の謎に迫ったりする話はワクワクした。もっと出雲や三王朝交代説、卑弥呼=天照大神説について勉強したい。また、初代から9代までの天皇が実在しない説についても、なぜこのような嘘をついたのか、その裏の真実は何かを考えてみたい。
天皇と朝鮮の関係については、百済との関係であり、現在の高麗系朝鮮とは何ら関係がないのだから、韓国の言うことは気にせず、もっと研究が進めばいい。ただ、万世一系とは言えなくなる可能性が高いので、その男系系統をもっと詳しくみてみたい。
Posted by ブクログ
最初から最後まで、知的刺激に満ちたおもしろ日本史。
学会レベルでどれほど認められるかは難しいところがあるが、説得力に富んだ内容であることは間違いなく、何より専門学者を疑いながら自らの頭で考える姿勢が好ましい。
専門の歴史学者の弊害についても、3つの欠陥を喝破している。
第一に日本史の呪術的側面の無視ないし軽視、第二に滑稽なまでの史料至上主義、第三に権威主義。
何より日本の歴史学者が西洋の合理的思考に支配されることで見失ってしまった歴史の本質を抉り出そうとする視点の素晴らしさが冴え渡っている。
「倭」とはもともと古代日本人の集落である「環」であり、日本人の国家意識の成長とともに「日本」人であることのアイデンティティ、共通理念を求めて出てきたのが「和」であった、という。
聖徳太子の十七条憲法の第一条に謳われたのが「和」であり、第二条の仏法僧より、第三条の天皇の詔よりも、優先された原理であるという視点はたしかに重要である。
その他、出雲大社は大怨霊オオクニヌシを封じ込めた神殿であるという創見。
出雲という地名の由来も「太陽を隠す雲」から来るという興味深い仮説。
卑弥呼は太陽神アマテラスのモデルであり、皆既日蝕による太陽神信仰の発達を背景に女王になったが、さらに古代たまたま生じた2度目の皆既日蝕のために権威を失って殺された(狗奴国との戦争の敗北の責任を取らされて)など、刺激的な話題と仮説満載で、読む者を飽きさせない。
歴史(学)は科学か?
科学とは「客観的な方法で系統的に研究する活動及びその成果」と定義づけられている。この本を読んでいると「歴史(学)というのは科学なのだろうか?」という根本的な問題を突き付けられたような気がする。
客観的というからには文献や出土品をもとにのみ歴史を構築する となるが、著者が何度も指摘しているように文献は製作者の意図でゆがめられているケースが大半。
それならば思い切ってその当時と後世の人々の想いを想像して歴史を構築すべきだという著者の考えに同意するところが多い。
もちろん様々に考えられる仮説の一つに過ぎない ということを常に心に留めながらではあるが。
ともかく 単なる読み物としても大変に面白い。
Posted by ブクログ
文章が難しく2度読み。それでも言葉遣いが分からない所も多々あるが古代から受け継いでいるわの精神。
倭だった漢字が和になった理由。話し合いによって何事も決まる話し合い至上主義で悪人も話し合えば分かってくれるという精神など自分にも古代からの精神が受け継がれていることに気づく。
そして、出雲大社の神様の配置やその起こり、自分にとっては再確認となる出来事ででも詳しく書かれていて出雲大社についてもっと知りたいと思える内容となっている。
現在の出来事、聖書を用いたりして書かれているので蘊蓄も増えるが古代を深く知りたいと思う人には物足りないかも知れない。
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