十津川警部 哀しみの余部鉄橋

西村京太郎

ベストセラー街道を疾走し続ける “西村京太郎トラベルミステリー”。丸ごと１冊十津川警部シリーズの魅力満載―。 新宿のクラブホステスが絞殺された。捜査線上に浮かんだのは、なんと新宿署の警部だった。それも十津川警部の同期……。虚飾の街に絡めとられた男の行末を描く表題作「哀しみの余部鉄橋」をはじめとして「十津川、民謡を唄う」「北の空 悲しみの唄」「北への殺人ルート」の４作を収録。“人生は愛と友情と裏切りだ”。行間から哀感にじみ出る西村ミステリーの真骨頂がここにある。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ミステリー
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: 小学館文庫
• シリーズ: 十津川警部シリーズ
• ページ数: 348ページ
• 電子版発売日: 2011年03月01日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[読むコレ · ☆☆☆☆☆]

十津川､民謡を唄う*
北の空 悲しみの唄*
北への殺人ルート*
哀しみの余部鉄橋

[ブクログ · ★★★★★]

十津川、民謡を唄う
北の空　悲しみの唄
北への殺人ルート
哀しみの余部鉄橋
の4つの短編集

トラベルミステリーとあるが，１つは東京へ状況してきた人が被害者で，
もう１つは作詞にでかけた先での殺人だ。
観光といういみでの旅行ではない。

ご当地固有の話はでてくるので，取材をしていないと書けないだろうからたいへんだなと思った。

十津川警部が脇役の話もある。

[heron · ★☆☆☆☆]

哀しみの余部鉄橋

何だこの安易な結末は？　1986年の餘部鉄橋転落事故に触れておいて、最後に犯人は餘部鉄橋から身を投げる。必要性はないし、ちょっと不謹慎じゃないか？　初めて手にした西村京太郎作品だけど、こういう感じだったら今後手に取ることはないと思う。