新装版 殺しの双曲線

新装版 殺しの双曲線

880円 (税込)

4pt

差出人不詳の、東北の山荘への招待状が、六名の男女に届けられた。しかし、深い雪に囲まれた山荘は、彼らの到着後、交通も連絡手段も途絶した陸の孤島と化す。そして、そこで巻き起こる連続殺人。クリスティの『そして誰もいなくなった』に挑戦した、本格ミステリー。西村京太郎初期作品中、屈指の名作! (講談社文庫)

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新装版 殺しの双曲線 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月14日

    『十角館の殺人』より先にアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品の名作があると知って、この本を読みたくなった。

    本編が始まる前に著者自らが「メイントリックは、双生児であることを利用したものです。」「これでスタートは対等になりました。では、推理の旅に出発して下さい。」と記してい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    『この推理小説のメイントリックは、双生児であることを利用したものです。』

    これが、本作の書き出しである。
    このような文があったからこそ、「双生児」という言葉には注意を払って読み進めていき、何となくではあるが先を予想出来たつもりだった。
    だが、物語の所々に残った「疑問」を甘く見過ぎでいた。

    本作は...続きを読む

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    購入済み

    必読書

    2023年05月17日

    かなり古い作品だが、今でもそれほど違和感なく読める。現在のミステリでも使われているアイデアがふんだんに見られ、ミステリ好きの日本人なら必読書だと思う。

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    Posted by ブクログ 2023年02月20日

    1971! でも時代を感じさせないめちゃくちゃ面白い話だった。警察がやられっぱなし過ぎたけど最後がいい。最初の説明もフェアで素晴らしい。お陰で犯人わかっちゃったけど。

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    Posted by ブクログ 2023年02月11日

    そして誰もいなくなったのオマージュ作品にハズレ無し!!ですねー

    50年以上も前の作品ですが、計算し尽くされたお話しで凄く面白かったです(*^^*)
    最初のページにトリックまで書いてある凄い作品です
    作者にとっても自信の作品なんでしょうねー

    全く関係無さそうな事件が重なり、そこからどんどん事件解決...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月30日

    電車旅行おじさんと思っていたら、まさに本格!星5つです。強盗事件と殺人事件が交差しながら物語が進んでいくのですが、かなり読み進めても着地が見えてこない。先が気になって仕方なかったです。殺人事件の犯人もよくわからない、「メイントリックは双生児であることを利用した」と明言しているところもよく分からぬまま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月26日

    西村氏の初期の作品で、発表は1971年。
    本格ミステリです。
    冒頭で、トリックが明かされます。
    これは、イギリスの作家ノックスが発表した推理小説のルールに従うものです。
    これにより、公平性が保たれるわけです。
    また、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品ということで、必ず先にそ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月25日

    カッパノベルスの人と同じイメージで見てはいかんです。本格的な推理モノです。
    十数年ぶりに読んで、トリックはうっすら覚えていたけど楽しく読めました。

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    Posted by ブクログ 2023年09月16日

    西村京太郎といえばトラベルミステリーの印象が強すぎて、あまり知られていない気がする超本格物のミステリー。
    そして誰もいなくなったそのもので、ワクワクが止まらない。
    東京と宮城の二元進行で、2つのストーリーがどういった形で結び付くのか・・・、最後まで見当もつかなかった。
    真相解明の際のカタルシスがそこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月28日

    一行目:今から、二十五年前、正確にいえば、昭和十九年八月に、日本のある場所で、二人の男の子が生まれた。

    面白いという話は聞いていたけど、本当に面白かった。

    現代でも似たようなトリックを知っていても面白いのだから、発表当時は斬新だったにちがいない。

    句読点の打ち方が独特で、西村作品だなぁとしみじ...続きを読む

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