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Posted by ブクログ 2023年05月03日
非常に耳が痛い。でも思っていることを代弁してくれたような清々しさもある。
「いや、小説内の出来事で、ヴァーチャル・エステイトなどという団体は現実には起こり得ないよ」などと言いそうな人たちに、言いたい。起こり得なくとも、実際に自分たちが立っている場所は、小説の中の種々の会社と同じだぞ、と。
「自由と無...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月09日
久しぶりの塩田作品。
新聞記者("元"を含む)を主人公にした短編集ですが、それぞれの登場人物が巧みにリンクしています。
誤報、黙殺、虚報-。
正確さの求められる新聞記事による誤りによって人生が変わっていく人達。
自らが発信した情報の重さに気付く記者達。
彼らが複雑に絡まりあった...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月22日
新聞社近畿新報の記者である沢村は、上司の桐野から渡された特ダネのため、ひき逃げ事件の被害者の元へ向かった。そこで悲劇の被害者と思われる女性にカマをかけたところ、予想と異なる反応に動揺する。社に戻ると桐野やその上司の中島の動きがおかしい…。
5人の新聞記者、元新聞記者達が、誤報もしくはもみ消された事...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月30日
連作中編。既存の新聞ってメディアに対して警鐘を鳴らす内容。まあ面白かったけど、まわりくどいな。一冊で見ると群像劇なんだけど、なんというか人物が多すぎてそれを繋げる横軸がバブルの大物韓国人フィクサーなんだけど、そこがいかにも弱い。ドレインってグループも良くわからないし、放火で死んだ女性もはっきりしない...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月02日
何か今のネットで、安易に情報を広げるのにも似通った感じ。
新聞とかの媒体で、誤報は致命症にもなりねない…発信側の致命症は、自身の問題でもあるから仕方ないにしても、発信されて、致命症になる人は別問題!
ネットは匿名性というので無責任になるのは理解できなくはない(調べりゃ分かるんで、ホンマは匿名性ないん...続きを読む
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