日輪の遺産 新装版

日輪の遺産 新装版

1,122円 (税込)

5pt

3.5

帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価200兆円の財宝。それは敗戦を悟った阿南陸軍大臣が、祖国復興のために託した軍資金だった。

戦争は、日本人に何を残したのか。著者にしか書けない、魂を揺さぶる傑作歴史ミステリー!

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日輪の遺産 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    終戦間近の疎開先での女学生達を日本再興のためマッカーサーの軍資金とは知らずに山中へ一緒に埋蔵される。
    当時のお国のため尽くされた先人の大切な命。
    読んでいて、とても悲しく辛くなりました。
    今、ウクライナではロシアによる侵攻を国民が精一杯食い止めようと闘っています。
    民間人も沢山犠牲になっている状況を

    0
    2022年04月21日

    Posted by ブクログ

    日本軍がマッカーサーから奪い取った財産を託された3人の軍人と一クラスの少女たち。そしてそれを知ってしまった現代人2人。時代が交互に話は進む。
    なぜか前半は読みづらく入りづらかったんだけど、後半いろんな謎が解けてきて「ああ!」っていう気持ちよさがあった。そしてラスト、あの時代の少女たちの恐るべき気持ち

    0
    2023年05月04日

    Posted by ブクログ

    敗戦後の日本を復興に導くため、マッカーサーから奪った財宝を隠す密命を日本軍は下す。その額、時価200兆円。それから47年。不動産事業で行き詰まった丹羽は、不思議な老人から財宝の在り処を記した手帳を託され…。

    0
    2023年04月20日

    Posted by ブクログ

    終戦間際に軍部が隠したマッカーサーの財宝を追って、現代(と言っても昭和設定)と当時の物語が交錯する。
    浅田次郎の古い作品だけに、今読むと構成といいテーマといい時代錯誤感が強い。我々世代には小気味いい物語。

    0
    2023年03月18日

    Posted by ブクログ

    敗色濃厚な終戦直前、帝国陸軍がフィリピンから奪い取ったマッカーサーの財宝を秘匿する密命を受けた3人の軍人。
    時価200億円と思われるその秘宝は戦後の日本復興の切り札となるはずだった。
    密命を帯びた軍人、その秘宝を秘匿する作業を行った勤労動員された女学生を中心とした終戦前後と
    その秘密を記した手帳を入

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    浅田次郎さん「日輪の遺産」

    読み進める中で徐々にわかってくる「日輪の遺産」の意味。
    なんて大切なテーマなんだろうと背筋が伸びる思い。

    太平洋戦争敗戦直前の日本とバブル崩壊後の日本。
    二つの時代のお話が、徐々に重なっていく。

    敗戦間近の日本。ポツダム宣言受諾が決定し詔勅が発せられる直前の8月

    0
    2023年02月14日

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