筆順のはなし

筆順のはなし

946円 (税込)

4pt

4.3

その順で、本当に正しい?実は筆順に「唯一の正解」はない。だからといって、決して不要というわけではない。いつ誰がどのように決めたのか等々、謎を解き明かしながら、本書は、筆順のルール、指導法を説明。正しい知識を得たい人、美しい文字を書きたい人へ、目から鱗の一冊。

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筆順のはなし のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    筆順の扱われ方の歴史などは必要な知識ではないと考える向きもあるだろう。だが筆順を知っているだけでは、その必然性を理解できなのではないか。

    テストの時だけ教えられた筆順で普段は自己流という、裏表のある子どもたちの態度は、機械的に筆順だけを教え、「こういう歴史と理由があって、だから正しい筆順が必要なの

    0
    2012年12月31日

    Posted by ブクログ

     著者はタレント…ではもちろんなくて,書写教育の専門家(仁≠人)。真面目な,書き順の話。 小学校の先生に是非とも読んでもらいたい。
     書き順の歴史・意義,そして「正しい書き順」が決して絶対的なものでないこと。Twitterでは掛算順序問題がよく話題になるけれど,書き順の教え方も教条的に過ぎることは

    0
    2013年02月12日

    Posted by ブクログ

    いろいろと「目から鱗」な本でした。
    ある種、「過去の呪縛から逃れられた」ような解放感がありました。
    そして、現在の筆順に至るまでの歴史が、よくわかりました。

    ただ、ちょっぴり読みにくく、なかなかページが進みませんでした。
    とっても丁寧なのですが、それが僕には若干負担でした。

    0
    2014年01月22日

    Posted by ブクログ

    書き順についてのさまざまなことが一冊で分かるという触れ込みの本。
    たしかにその通り・・・だが。

    書き順が中国(大陸)と、台湾と日本で同じだったり、違ったりという比較は面白かった。
    それから、書き順の根拠が複数(字源、書きやすさ、整えやすさなどの効率性、他の同型の字との整合性)あるということも、重要

    0
    2012年12月19日

    Posted by ブクログ

    もちろん、活版印刷の普及と楷書体の読み書きが、筆順指導の濫觴となっているのだが、本当は、中国、台湾、日本では「必」や「王」の筆順が違うという。筆順に関しては「正しさ」はないが「基準」はある、ということが分かった。

    0
    2017年03月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「筆順のはなし」では、「上」という文字を「ー|ー」と書くか「|ーー」と書くか「どちらが正しいか?」から始めています。

    昭和33年(1958年)発行の筆順指導の手引きには、
    「(前略)もちろん、本書に示される筆順は、学習指導上に混乱を来さないようにとの配慮から定められたものであって、そのことは、ここ

    0
    2013年05月02日

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