偶然の聖地

偶然の聖地

836円 (税込)

4pt

3.8

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地図になく、検索でも見つからないイシュクト山。
時空がかかった疾患により説明不能なバグが相次ぐ世界で、
「偶然の聖地」を目指す理由(わけ)ありの4組の旅人たち。
秋のあとに訪れる短い春「旅春」、世界を修復(デバック)する「世界医」。
国、ジェンダー、S N S――ボーダーなき時代に鬼才・宮内悠介が描く物語という旅。

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偶然の聖地 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    バグか仕様かは、人と社会によってしか判断できない。

    旅行記かと思いきや、マトリックス的な世界に引き込まれ、終盤は安定の宮内節。

    真面目に意味を調べようと思ったフレーズは大抵「書いてみたかっただけ」との脚注あり、まんまとやられ感じも楽しめる。

    0
    2021年10月02日

    Posted by ブクログ

    多数のバグを抱えたこの世界。それを日々修正する世界医と呼ばれる人々の間で「この世に残された、最後の特Aランクのバグ」と呼ばれるのが、地図に無くウエブで検索しても見つからないイシュクト山。
    本作はその山を目指す4組の旅人たちを主人公にした物語である。

    まじめに概略を書くと上記のような感じになると思う

    0
    2022年08月13日

    Posted by ブクログ

    2022-09-04
    自由闊達。シミュレーション仮説を大胆に取り入れた軽やかな本編に、旅にまつわる思い出やプログラマあるあるが挟み込まれた、開かれた物語。意外と読後はさわやか。
    そう言えば、宮内さん紙の本で読むのははじめてだわ。

    0
    2022年09月05日

    Posted by ブクログ

    ラジオ番組で紹介されていて、購入して、しばらく放置していたが、ようやく読めた。リチャード パワーズのオーバーストーリーズを想起した。

    0
    2022年08月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    岸本佐知子さんがアトロクで推薦図書として挙げていた。
    大森望、武田砂鉄が帯文。

    宮内悠介は「たべるのがおそい vol4」に掲載された「ディレイ・エフェクト」があまり好きでなかったのだが、他の著作があまりにも面白そうなのでいずれ読もうとぼちぼち買い集めており、再挑戦するなら本作と決めていたのだ。

    0
    2024年01月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    秋のあとに訪れる短い春「旅春」、このような事象を「時空の側がかかった病=バグ」とし、それを直すこと(デバッグ)ができる「世界医」という存在がある、という世界観。地図にも検索結果にも出てこないイシュクト山を目指す、旅とデバッグのお話。

    SF小説と注釈エッセイ。私自身もPG/SE系の仕事なので用語やあ

    0
    2022年06月10日

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