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Posted by ブクログ 2024年04月29日
福岡旅行の際にふらっと寄った古本屋で購入した一冊。私が持っているのは徳間書店のもので、帯に筒井康隆のコメントがあり思わず手に取った。著者の本は始めて読んだけれど、【科学哲学者】という文理融合した理解があるからこそ科学の哲学のようなものを感じた。個人的にも無限とか稠密性と量子力学とか数学・物理は突き詰...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月13日
ソフィーの世界のように哲学を物語で紹介している
本著の方が哲学の中身に踏み込んでおり読み応えがあった
ウィトゲンシュタイン、サルトル、ニーチェ、ソクラテス、カーソン、サン=テグジュペリ、ファイヤアーベント、廣松渉、フッサール、ハイデガー、小林秀雄、大森壮厳と名を連ねる
彼らの思索を一気に並べ読むと言...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月14日
理学博士竹内薫、文筆家竹内さなみによる哲学の入門書。ただの解説書ではなく、作家と哲学者の言葉を語る不思議な猫を主人公にして、物語風に書かれているので、少しは敷居が低くなっていると思います。サルトル、ウィトゲンシュタイン、ハイデガー、小林秀雄など古今東西の哲学者たちの思想をそのまま説明、解説するのでは...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月03日
ウィトゲンシュタイン
私の言語の限界は、私の世界の限界を意味する
実存主義
自らの責任で自らを将来に向けてプロジェ(投企)すること。それが人間の形成である。
いつから人間が動物の主人になったのか?
人間が飼ってる動物しか生きる権利はないのか?
ただの人間じゃないか!
文化的免疫力
サリンは、純...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月05日
シュレーディンガーというから、てっきり科学中心本かと思ったら哲学本。
シュレ猫=ミステリアス、みたいな意味で登場させたらしい。物語は著者の妹さん、哲学は著者*竹内薫さんが書いているみたい。
一番なるほどと思ったのは(唯一理解できたというのが正しい)、ファイヤアーベントの「何でもあり」という辺り。...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月28日
構造的に工夫がなされていた。小説的箇所と解説的箇所が交互にやってくる。
ファイヤアーベントのくだりが特に印象的。
科学哲学を愉快に面白く語る数少ない本なのでは?
夢を見るのは、現実(私たちが暮らしているらしいこの世界のこと)を特徴づけるために必要なのである、みたいなくだりが面白い。小説だって、映...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月10日
シュレディンガーの猫ってのは、
箱の中の猫は生きてる状態と死んでいる状態のなんかの理論で、
なんとなくタイトルに惹かれて読んでみたら、
なかなか本気の哲学書だった。
しかし、今までイメージしていた哲学書とはちょっと違う。
一つ目は、ストーリーがあって、そして哲学がある。
ストーリーベースというの...続きを読む
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