盗撮をやめられない男たち

盗撮をやめられない男たち

1,760円 (税込)

8pt

4.0

「盗撮とは、相手に気づかれないように、日記を盗み見る行為なんです。
その優越感は、日常生活では絶対に味わえないですから。
そして画像や動画を保存することで、支配欲や所有欲が満たされるのです」
(ある盗撮加害者の証言より)

ハマったら抜け出せない。
盗撮は依存症だった!

検挙件数がこの10年で倍増している、痴漢と並ぶ日本の2大性犯罪“盗撮”。
そんな盗撮が薬物やアルコールと同じく、やめたくてもやめられない「依存症」だと知ったら驚くだろうか。

アジア最大規模の依存症治療施設で、これまでに2000人以上の性犯罪加害者治療に携わってきた専門家である著者が、その手口や心理、治療方法を初めて解き明かす一冊。
盗撮加害者521人の大規模ヒアリング調査でわかった、「盗撮依存」の実態とは?

●四大卒・会社員・既婚の“普通の男性”が盗撮している
●犯行の7割がスマホ。うち9割が「無音アプリ」を使用
●犯行場所となる“盗撮多発エリア”は「電車」と「駅構内」
●加害者1人あたり推定1000回以上の余罪がある計算に!?
●再犯率は4割近く。刑罰と反省だけでは再犯を防げない
●性犯罪の多くは「性欲が原因」ではない!
●盗撮を直接取り締まる法律はないため、法制化が議論に
●東京五輪を機に女性アスリートの被害が社会問題化 etc.

深刻な盗撮被害の実態や、盗撮に依存していくメカニズム、加害当事者へのインタビューから、再発防止のためのプログラム、加害者家族の抱える苦悩、盗撮を軽視・容認する背景にある日本社会の男尊女卑的価値観まで、盗撮にまつわるあらゆるトピックを解説。
巻末には、『おとめ六法』(KADOKAWA)の著者・上谷さくら弁護士と、「盗撮罪」法制化がなぜ必要なのかについて語った対談も収録

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盗撮をやめられない男たち のユーザーレビュー

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    購入済み

    こちらも依存症の本でしたね

    先日、同じ著者による性依存症の本を読みましたので、以前購入していたこちらの本も読みました。
    痴漢と盗撮がどうやら二大性犯罪らしくて、今さらでしょうが、暗然たる思いはしますね。当然、依存症の当事者は病識等はない訳ですから。
    この本も分かりやすく語りかけるような口調で書かれていますので、すぐ読了は出来ま

    0
    2022年10月30日

    Posted by ブクログ

    盗撮は「依存症」でもある。
    でも依存症って治るものなのだろうか。
    あるドラマの台詞の中にあったのだが、
    「依存症は治らない。(酒でもドラッグでも)目の前にあったら手を出してしまう。今日は飲まなかった(ドラッグ)を使わなかった)、そして明日も飲まない。その1日1日の積み重ねが禁酒○ヶ月、○年となってい

    0
    2021年11月25日

    Posted by ブクログ

    マニュアル通りというか、なんというか、そこまで面白くは感じられませんでしたなぁ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、僕とて同じ男なんですけれども、盗撮魔が盗撮することで? 女性を支配した気持ちになる? みたいなこと書かれているんですけれども、よくワカラン…って感じで読み進めましたねぇ…社

    0
    2022年03月28日

    Posted by ブクログ

    いつも通り、男尊女卑がどうのこうの、みたいな話もあり。もっとも、行為依存はおもしろいネタではあるよなあ。

    なんでも「認知の歪み」にしてしまってはあんまり意味なくなってしまうのではないかと思うのだが……

    0
    2021年12月07日

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