Life Changing:ヒトが生命進化を加速する

Life Changing:ヒトが生命進化を加速する

2,860円 (税込)

14pt

4.2

ダーウィンはいった、「進化はゆっくり起こる」
だが、人間によって進化は急速に起こっている!
過去30億年、地球上の生命は自然の力によって形成されてきた。進化はゆっくりとしか起こらず、種は数千年にわたる自然淘汰でつくられた。数十万年前に「ホモ・サピエンス」が出現したことで、地球の自然史は突如として終わりを告げた。 私たちが生きる現代は、私たちの行動がすべての生命と絡み合い、ポスト自然の段階にある。野生動物は家畜化され、凶暴なオオカミはヒトの手をなめるイヌになった。ニワトリ (ブロイラー)は地球上で一番個体数の多い鳥になり、クローン馬でポロを競う。 気候変動は、ヒトや動植物にも多大な影響を与えている。ヒトの存在が、ある種の動物の進化を急速に進化させていることがわかってきた。勝手気ままに破壊を続けるヒトもいれ ば、一方で絶滅しかけの動物を救おうとする ヒトもいる。 進化の歴史から、遺伝子編集の技術にも言及 し、環境を破壊し続けた私たちヒトの責任を問う。明るい未来を子どもたちに引き継ぐために、私たちにできることとは・・・

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Life Changing:ヒトが生命進化を加速する のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年12月25日

    本書の冒頭から「遺伝子改変されたオオカミすなわち犬」が出てくるが、家畜化された=選択交配で遺伝子改変された、という視点は当たり前のようでハッとする事実だと思う。人間が形質を選り好み家畜を増やしていくことで遺伝的多様性が失われていくのは明白なのに、そんな事は考えたことがなかった。
    野生動物よりはるかに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月25日

    ものすごく面白かった(興味深かった)。人間が直接に間接にどんだけ生き物のDNAをいじったり影響を与えたか、そのエビデンスと考察。基本、怖く、そして非常にギルティに感じる。
    2006年にグリズリーとシロクマのハイブリッド(ピズリーベア)が発見されて、ものすごい物議を醸し、その後にぼちぼちとエビデンスが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月05日

    <目次>
    第1章  おなかを見せたオオカミ
    第2章  戦略的ウシと黄金のヌー
    第3章  スーパーサーモンとスパイダー·ゴート
    第4章  ゲーム·オブ·クローンズ
    第5章  不妊のハエと自殺するフクロギツネ
    第6章  ニワトリの時代 
    第7章  シーモンキーとピズリーベア
    第8章  ダーウィンのガ
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月20日

    途中で挫折。記憶に残るのは、家畜化、選択交配、遺伝子操作という、手法は違えど、人の手で、動植物を変化させてきたという事実。なるほどと思ったのは、何かを変えることで、ほかのことも予期せず変わってしまうこと。種から種へ、個体発生は系統発生を繰り返すが、系統発生自体が変わって行っているのか。進化でなく変化...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年10月17日

    家畜化からゲノム編集まで。ともかく人間は迷惑なもののようだ。そうだよねえ、私が意識のある50年ですらこれほどに環境を改変しているのだから。

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