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Posted by ブクログ
●本の概要
ガリレオ先生こと湯川学シリーズの1番人気。
元夫を殺してしまった母娘。
途方にくれる2人に手を差し伸べたのは、隣の部屋に住んでいるさえない中学教師 石神。
しかしこの男、実は湯川の大学時代の同期であり、数学の天才で─
警察は母娘を疑い捜査するも、石神の用意したアリバイがあと一歩のところで崩せない。
難航する捜査の中、湯川だけが、やがて事件の真相に気づき始める。
●感想
真相に気づいた瞬間の脳汁分泌量が過去一だった。ミステリとしても愛憎劇としてもピカイチの作品。
本来必要のない描写が、なぜ描かれているのかを考えると、自然と答えにたどり着ける。でも「まさか〜」いう気持ちがあってそのまま読み進めてたらそのまさかの正解で全然発狂した。
石神がやばい人かと思ったらいい人、かと思ったらやばい人、かと思ったら…って感じで最後まで人物の本性が読めない。そこも本を読み進める推進力になってる。
結末は全ての人が望んだものではないけど、正しい形だと思う。
Posted by ブクログ
訃報を受けて東野圭吾公式ガイド40周年を購入。
そしてその公式ガイドで人気ランキングで第1位で長らく積んでいた本作を読むことに。
トリックもさることながら、石神の深い深い愛情がグッときます。
映画を先に見てしまったので原作読むのがここまで遅れてしまったのですが、堤さんの石神役がすっごく良くて大号泣だったんですよね。
正直物理とかよくわからなくて、ガリレオシリーズは少し手を伸ばしにくくなっていたのですが、本作はランキング1位納得ですね。
公式ガイド眺めていると、私は東野作品をどうやら半分くらいしか読んでいなかったようで、でもこれからまだまだ東野作品を楽しめると考えると嬉しいです。
二十歳くらいの時に母から「分身」の文庫本を面白いから読んで見れば?と手渡されたことがきっかけで東野作品を読み始め、そこから読書が私の生活の一部になったと思います。東野先生には感謝しかないです。心からご冥福をお祈りします。
Posted by ブクログ
愛する人を守るためならどんなことでもできてしまう。人間のリアルで恐ろしい一面が見えた。
愛する人のためなら人殺しも構わない。論理的なことならできてしまう、石神の冷酷な部分。だが反対に靖子に惚れて自分の生きる意味を与えてくれた彼女の力になりたいという温かみもある。
工藤が指輪を渡した場面がめちゃめちゃ切なかった。石神の思いや工藤のことを考えた時の靖子の気持ちを考えたらもう本当に切なかった… 湯川が大事な親友のしてしまったこと、彼の気持ちに気づいてしまったことを考えたら本当に苦しくなる。負の連鎖すぎて。。。誰も救いようがなくて本当に切なかった…
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