【感想・ネタバレ】容疑者Xの献身のレビュー

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Posted by ブクログ

超今更ながら読みました。
めちゃくちゃ面白かったです!!
ラストは泣けました。

ただ、かなり早い段階でメイントリックに気付いてしまいました…。
やってしまった。
どんでん返しを味わいたかった。
でも最高に面白かったです!

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初から犯人がわかっている状態で、死体をどうしたか、どうやって母娘のアリバイを作ったか、ガリレオ先生が推理を語るところを一気に読んでしまった。

石神の頭の良さと愛情深さに驚きが止まらない。
献身って、こういうことだったのか…。
せめて靖子と美里には幸せになって欲しかった。
美里、つらかっただろうな

富樫だけゴミクズ。
家に乗り込まれた靖子が警察呼ぼうとして、でもまともに取り合ってもらえないだろうと諦めたのも過去に同じようなことがあったからだろう。
富樫、ここで靖子に警察呼ばせておけば命は助かったのに、哀れな奴だ。

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2024年05月09日

Posted by ブクログ

物語の始まり方から終わりまで読み進めるごとにどうして?どうなるの?って気になってしまい一気に読んだ。心理描写が繊細に描かれていて、登場人物たちのリアルな感情が伝わってくる感じ。読書が前より好きになった一冊。もっと東野圭吾シリーズを読みたいな。読書でこんなワクワクした気持ち久しぶり。

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2024年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

起きてしまった殺人の罪からただ守るだけでなく、最終的に警察の捜査から完全に靖子たちを切り離すのは難しいだろうということを見越して企てた完全犯罪。
見返りを求めず、靖子たちの幸せのために罪を被るだけでなく、後戻りできないよう自らも罪を犯す覚悟。そんな石神の純粋な想いゆえに最後は靖子も罪を償おうとし、結果的に石神の望みは叶わなくなってしまった最後の様子が凄く切ない。

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2024年04月27日

Posted by ブクログ

映画もよかったですが、本のほうが私は好きでした。トリックを知った上で読んでも楽しめます。登場人物それぞれの感情が豊かに描かれ、物語に惹き込まれました。
殺された前夫さえ現れなければ、こんなことにはならなかったのに…と、切なく感じます。

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画も原作もどちらもいい!
ガリレオシリーズで1番好きです。
ただただ切ない。
一体どうするのが正解だったのでしょうか…
もし石神さんの願い通りにいったとしても
あの親子は今後ずっと抱えて苦しむことになったと思います。
でも石神さんの事を思うと…

湯川さんと久しぶりの再会を果たし
石神さんの部屋でお酒を飲みながら昔の話に
花を咲かせているシーンが印象に残ったな

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

これをミステリー小説だと一言で語るには、あまりにも失礼じゃないかと思った。かといって、言葉を尽くせばいいかというとそうでもなく、はたまた恋愛小説だと言うだけでは説明がつかない。
説明がつかないので、個人的に刺さった一文を下に記しておわりにしたい。
“人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある”

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

映画も見たけど原作もいい。
ストーリーはいいし、トリックも良い。
東野さんで初めて読むなら、と聞かれたらコレ。

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2024年04月15日

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ネタバレ

あっと驚かされる石神の頭脳と湯川の頭脳。この2人のような人間になりたいとも思ったり、思わなかったり。靖子と石神の複雑な思いに心が痛んだ。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

だいぶ昔に映画を観ており作品の内容は知っていた。原作では雰囲気が大きく違っていたら嫌だな、と心配したがまったくの杞憂に済んだ。登場人物を実際の俳優に置き換えて読めたのですらすらと頁が進んだ。
ガリレオシリーズの三作目だが前二作を読んでいなくとも問題なかった。これはドラマや映画で既に「ガリレオ」に対するイメージが出来上がっていたからかも知れない。
理論的な湯川が感情で動く諸場面が好きだ。石神が靖子に惹かれるようになったきっかけと、それが明らかになるタイミングもいい。
文章が読みやすくこれからも追いたい作家だと思えた。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

これは単なるサスペンス小説ではない。
人の気持ちや行動に至る背景が細かく、切なく描かれている。一つの愛の話とも言える。
退屈な暇がなく、本当に読みやすく面白いです。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

相当期待して読んだけど、その期待を超える面白さだった。トリックがスマートで鮮やか!
「天才が完全犯罪を行う」という設定が魅力的でページを捲る手が止まらなかった。
ミステリーを読んで得られるスッキリ感の最上級が味わえる作品だと思う。
東野圭吾だいすき^_^

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2024年04月08日

Posted by ブクログ

天才vs天才の作品。
最初から興味を引き、どんどん読み進めてしまう。また、二人の天才がお互いのことを読み合いをすることが面白い。友達の絆、嫉妬心、恋心をうまく表現している。最後には「えっ!」と思わず言ってしまう、今までの固定概念を覆す作品になっている。そして、容疑者Xの献身という言葉の意味と表紙の薔薇の絵の意味を気づいて震えた。とにかく面白い!

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2024年04月06日

Posted by ブクログ

作者の一番の代表作と言っても過言ではない作品。
ずっと前に実写映画が地上波で放送された時に見たので、大体のあらすじや結末は把握していたが、それでもめちゃくちゃ面白かった。
最後まで読むと「容疑者χの献身」というタイトルが深く考えさせられてお辛い気持ちに...
映画の方は柴咲コウ演じる内海警部との掛け合いがメインだったので、原作の草薙警部との掛け合いは前作でもそうだったが少し新鮮に感じる。
ただ一個気になる点があって、原作を読んだ後だと、映画版で石神役を演じた堤真一は流石にカッコ良すぎるんじゃないの?隣人が堤真一だったら男でも惚れるぞ。(まぁ映画版での氏の演技はめちゃ良くて、ちゃんと石神してて好きだけどね)

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2024年04月04日

Posted by ブクログ

ガリレオシリーズ初の長編。
色んなトリックがとき明かされるラスト、ほんとに声が出そうなくらい…驚きました!

のめり込んで、サクッと読み終えました。
すごく好きな作品です!
面白いし切ないし、色んな形の愛をみせてもらいました。

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2024年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作までと変わり長編だったのに、だからこそ一気読みしてしまった。
ネタバレから入るが、死体を隠すために死体を増やすのは大胆で衝撃的だった。
天才的にロジカルな証拠隠滅(穴だらけの計画を立てるわけがない)と、靖子の突発的な殺人が組み合わさって平行線になって捜査が難航していたのは面白い。

石神と工藤の悲しい程の対比も石神という人間をよく表していたと思った。
堂々と会って嘘をつかない工藤、隠滅のためにあらゆる嘘を積み重ね靖子とは会わず電話も一方的にかけるのみ。
工藤の写真を撮ったときは石神が嫉妬しているからと思ったが、自分がストーカーになり済ますという切り札はまさに「献身」というワードがピッタリだなと思った 。
論理的な思考が天才的であっても、人間味のある部分である恋心から綻びができる。罪悪感(適切では無いかもしれないが良い語彙が思いつかない)から靖子は自白し真実が明らかになるのも科学と感情の揶揄ように感じた。

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2024年04月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画が面白いと進められ、あらすじのみ聞き先に小説を読んでみたくなり読みました。
本当に心がグッと詰まるような感覚のする小説でした。最後のシーンも切なくなったのですが、私は湯川の信じたくないという思いを深く感じ最後に近づくにつれてページの進みが遅くなりました。
綺麗な愛情と献身と言う訳では無いですが、強く否定もできないような何も言えない思いになりました。幸せな終わり方ではありませんが不快感のない
透き通った終わり方だと感じました。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

唖然とした。
読後は口を開けてポカーンとするしかなかった。
物語のその後の石神を思うと恐ろしい、ところでは表せない。石神と花岡親子は出会ってはいけなかったのかもしれないが、、、とすると石神は、、、
彼らはこの事件で最も凄惨な結末を辿ってしまったように思える。彼らに掛ける言葉は今の私では思いつかなかった。

この物語は人間の感情の動きを大胆かつ繊細に描いている。現実でも他者理解が進みそうである。物語後半からは誰もが話に惹き込まれていくことだろう。
東野圭吾作品の中でも有名なガリレオシリーズの1つであり、映画化もされている。そのため、普段読書をしない方、東野圭吾を初見である方にも楽しめると思う。

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2024年03月30日

Posted by ブクログ

おすすめ度 ★★★★★
どんでん返し度 ★★★★★
絶対に読者には見破れないオチ
思わず見入ってしまう作品。
伏線回収もあり 東野圭吾初めて読む、もしくわミステリー系が好きならめちゃくちゃおすすめ

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2024年03月23日

ネタバレ 購入済み

さいあい

急に読みたくなり、再読しました。久々の湯川准教授との再会だったので、自分なりの湯川准教授を思い描きながら読みました。天才と言われながらも、できの悪い生徒相手の高校教師の石神。湯川准教授との対比がもの悲しく感じられた。隣人の花岡親子への自己犠牲的愛情。靖子の最終決定を促したのか娘の美里だった。映画の主題歌「最愛」がキーワードだったんだなと、こころが締めつけられました。

#泣ける #深い #切ない

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2023年11月26日

Posted by ブクログ

東野圭吾氏の作品を読んでみようということで、タイトル名に聞き覚えのあった本作を購入。読み終えてから知ったのだが、どうやら本作は『ガリレオシリーズ』と呼ばれる連作ミステリー小説のシリーズ第3作だった模様。しかし、同シリーズや東野さんの作品を読んだことのない自分でも非常に楽しめた。

高校の数学教師・石神哲哉はアパートの隣室に住む花岡靖子に想いを寄せており、彼女とその娘の美里が起こしてしまった靖子の元夫殺害の隠蔽に手を貸すことになる。
高校教師である石神だが、本シリーズに登場する天才物理学者・湯川学をして「天才なんて言葉を迂闊には使いたくないけど、彼には相応しかったんじゃないかな」と言わしめるほどの頭脳を有しており、彼が共犯者となったことで、花岡靖子の元夫・富樫慎二殺害事件の捜査は難航を極めることとなる。

犯人・犯行の様子・共犯者をそれぞれ知った状態で始まるミステリーを私は初めて読んだが、トリックも予想の遥か斜め上を行く素晴らしいものだった。
数学者になる夢を諦め鬱屈とした人生を歩んでいた石神と、唯一の好敵手と認める彼の共犯に気づいてしまった湯川の葛藤。愛ゆえに罪を重ねてしまった石神の切ない最後に胸が締め付けられた。

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2024年04月22日

購入済み

面白い

ミステリーとしてはきれいなトリック、さいごのどんでん返し、、
人間の物語としても感情移入してしまいました

#ダーク #泣ける #怖い

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2023年05月02日

Posted by ブクログ

また読んでみた、何度呼んでも衝撃の展開でラスト100ページほんとに手が止まらん、驚きと感動が同時に来て感情が忙しい、だからこそ楽しい
東野圭吾恐るべし、頭が良すぎて素晴らしい、この世で作家として生きて頂き本当にありがとうございます大好きです
だけど福山雅治がちょっと邪魔してくる^_^原作しか勝たん^_^

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2024年03月28日

Posted by ブクログ

すごく楽しめました 相変わらずガリレオシリーズは読みやすい
天才vs天才はいいですね
自分ではラスト全く想像できませんでした
登場人物の物語をまるで自分が体験しているかのような感覚
「恋愛は数式じゃない」

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とっても読みやすくて、切ないけど少し羨ましくなるような倒叙ミステリーでした。
読み手としては犯人がわかっている状態でストーリーが進むので、きっとこの時こんな事を考えているだろう、この行動はこんな意味があるんだろうとヒントをもらった状態で考察ができたのが面白かった。(最後に明かされた真実は思いもよりませんでしたが、、)
殺人というか犯罪は、ルールで決まっている事だから候補に入れてほしくないけど、倫理的に進む道を選び取れる人は素敵だし、尊敬します。

最後に靖子が来てくれた事は、石神はとても嬉しかったのではないか。と感情的になりがちな私は思いました。。

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

切ないが、これ以上ない純愛作品。泣いた。ミステリーもついていけないくらい複雑に見えるが、最後の種明かしで自分も嵌められていたのかと驚かされた。複雑なトリックに見せかけて、実はシンプルな発想が元になっている。複雑な思考に陥ることなく、まずシンプルに物事を捉える事の重要性を感じた。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

やっぱり東野圭吾は面白い。
2日で読んだ。

最初に犯人がわかってる事件を掘り返していくやり方、好きだな。
すっかり騙されていた読者。

最後は身代わり自首がありそうだなぁとは思っていたけれど、まさか、そこまで考えられていたとは。

愛の形はいろいろだな。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

辛い終わり方だった
最初から結末はこうだろうな、というか、こうなるしかありえなかったので、読み進めるのが辛かった
けど、読んで良かったと思います

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2024年04月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を先に見ていたが、原作の方がかなり楽しかった。
登場人物の心理描写がたくさん書かれていて、それぞれの行動、言葉が理解しやすかった。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

こりゃ名作だわなといった当たり前の感想しかパッと出てこなかった。

初めては小学生ぐらいの時にみた映画であった。その時はただのミステリーぐらいで見ていたし、ドラマも女性の刑事と湯川との恋愛の様なのが混じり要素が渋滞していたのもあって面白くはあったが、感動といった所までではなかった。

しかし改めて小説で読んでみて、東野圭吾本人の文から描きだされるのは映画とは違った物であり、人々の思い、躍動、錯綜がより鮮明に詳細に描き出されている。本の良さを改めて実感。

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2024年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

つらかった。父親に最初に殴りかかったのが娘だったところが本当につらかった。自分があの娘と同じ立場なら同じことをしたかなと考えてしまいました。

母娘の生活を守るためとはいえ、もっと選択肢はあったはずなのに。最初から最後までずっとつらかった。

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2024年04月05日

ネタバレ 購入済み

最後まで楽しめました

最初に映画を見て興味が湧いたので購入しました。少し映画とは違う点は多々ありますが、原作も如何に親子を守るかという点では同じでした。
絶望して死を選ぼうとした主人公にもう一度生きなおそうと思わせた親子の存在は偉大です。事件が起こらなかったら、主人公もただのお得意様で終わったのにと思います。トリックよりも主人公の親子に対する思いに感動しました

#泣ける #切ない #感動する

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2023年03月18日

Posted by ブクログ

会社の方にお薦めいただき、初の東野圭吾
倒叙ミステリの長編というのもあまり馴染みがなかったが愉しめた
トリックよりはどの様に話が落着するのかという物語で惹きつけている印象を受けた

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2024年05月04日

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