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暗黒物質やヒッグス粒子など、宇宙の根源的な謎がいま明らかになりつつある。研究の現場で何が起きているのか? 基礎となる理論から最新の実験・観測の方法まで、異端の素粒子物理学者が100を超えるスライドと共にわかりやすく語った、3時間×4日の一般公開講座<完全版>。
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Posted by ブクログ
ふんわりとしか知らなかったことをちゃんと知識として定着できた気がする。 難しすぎないので挫折することなく読めて良かった
物理も化学も高校で断念したのですが、易しい語り口で楽しく読めました。時々挟まれる雑談や横道に逸れた話題も実際の講義を聞いているよう。学生時代に戻ったようでワクワクしました。ゆるい挿絵も分かりやすくまとまっていて、難解な話の理解の手助けになりました。(全部理解出来たかというと自信はないけど...) ...続きを読む途方もない宇宙の話にくらくらする。仮説や実験の積み重ねの努力ももちろんだけど、数式から、「つまりどういうことが起きるのか」をイメージする人間の想像力、思考力って凄いなあと思いました。 『すごい実験』も今から読む。
学生時代、物理に触れてさえいない私でも、かみくだいた文章ですらすらと楽しく読み終えることができた。 あとがきに書かれていた、「我々は、一惑星の表面にへばりついて、行ったこともない途轍もなく遠い宇宙について思いを馳せているのだということを、改めて思い起こしてください。」という一文。誰もたどり着いたこと...続きを読むのない遠くの宇宙のこと、途方もないくらい過去の宇宙の始まりのことを、−−一惑星にへばりつく人々−−が、ここまで具体的に思いを馳せることができる事実が、本当に凄いことだと実感ができた。 理解及ばず読み飛ばしてしまった部分もあると思うが、その実感を得られたことが、私にとっては何よりの収穫でした。 前著の「すごい実験」も読みたいと思います。
素粒子物理学の先生が宇宙論を講義。たくさんの図を使って分かりやすく説明されている。ブラックホール、ビックバン、暗黒物質、宇宙創成の四章。面白かった♪
宇宙の専門家ではなく、ニュートリノの研究をしている著者の宇宙に関する講義を本にしたらしい。 結果よりもそこに至る過程に重点をおいて面白く解説されてる。 過去の失敗が数百年の時を経て別の形で理論に組み込まれたりとか。 同じ事象の観測や実験でも、その時代においての最先端の科学技術の差で別の結果にな...続きを読むるんだねぇ。 そりゃ肉眼より望遠鏡。望遠鏡より大気圏外で観測できる望遠鏡ってな具合。 これがあるならそれが出来る過程でこんな現象が起こってこんな物質があるんじゃね?って理論で、実験してくのは面白いね。 後書きで講義の段階では正しいとされていた数値が、本に起こしている最中に書き換わったってのがあったけど、この本が出版された2013年にはまだ検出されていなかった重力波が2016年には検出されていて、2017年10月に俺が手に取る少し前にはノーベル物理学賞を受賞してたってのもタイムリーですげぇってなったw この分野の進歩は目覚ましいね。
非常に分かりやすく楽しめた.特に相対性理論の説明はこれまで読んだ中で最も理解できた.また,イラストが簡潔でよく理解できるようになっているのも素晴らしい.簡単な事例をあげて説明する手法は特に良い.ただp299以下の「素粒子物理学で考える暗黒物質の姿」はやや難しすぎると感じた.
前作の「すごい実験」に引き続き軽いタッチで非常に読みやすかった。文系の宇宙好きの方でも楽に読めるのではと思う。内容も古代から現在に至るまでの理論を順序良くまとめられており、また現代物理の難しい理論も噛み砕いて説明してあり非常に分かりやすかった。 東京カルチャーカルチャーでの講演を基に本にしたようです...続きを読む。NHKの白熱教室でも宇宙論をやっていたが、こちらの講演も見てみたかった。
非常に分かりやすく、確かにこれは「すごい」。だいたい知っている内容が多かったのですが、正確なイメージができていなくて、正確に理解できていなかった事が、分かりやすいイラストと楽しい説明により、「こういう事だったのか」というように、自然に頭の中に入ってきました。これで、子どもにも宇宙の事を説明してあげら...続きを読むれそうです。
これは面白い。 講義から起こした本だからということも手伝ってるが、学問への入り口を意識して謙虚に書かれている。 何で高校の頃物理って嫌だったんだろうか、振り返って考えても全く分からないのだが、今更言っても後の祭りであることだけは間違いない。 ともかく今からでも身につけたければ本当はこの本を何度も読ん...続きを読むで自分のモノにして次にステップアップしていくべき。勉強と同じで自分に合う本を数冊覚えきるのが頭の良いやり方だが、ついつい目移りするんだよな。 この作者の処女作は読むこと決定、こうして素人の漁りは続いていく、、、
ブラックホール、ビッグバン、暗黒物質、誰もが一度は聞いたことのある用語を掘り下げながら、宇宙誕生137億年を遡る。面白いのは、著者が宇宙の専門家ではなく、スケールからいえば真逆の素粒子の専門家であること。宇宙にロマンティシズムなど感じていないと言い張る著者の語り口は、いたって平易かつ簡潔、想定する読...続きを読む者と同じ門外漢だからこその説得力に溢れている(しかし物理学においてマクロとミクロはいずれ統一されるべくものではある)。また、"宇宙の歴史"というのは、同時に人類の"理論と実験の歴史"でもある。著者も言うように、"本書は、厳密には「宇宙の本」ではなく、「人類がいかに宇宙を知ろうとしてきたか、その科学的な考え方を描いた本」"に相違ない。科学において、歴史は常に「書き換えられ」続ける。新しい理論、新しい実験の積み重ね。そして、そこにこそ、素粒子、宇宙の隔たりなく自分たちの学ぶべきものが詰まっている。(かのケプラーの師、ティコ・ブラーエのエピードは印象的。彼は、夏と冬で同じ星の見える角度が違う"年周視差"が観測できないことから天動説をとった。しかし、今では、その"年周視差"こそ地球が公転している紛れもない証左となっている。望遠鏡のない時代、彼に0.0001度を観測することは難しかった。彼の理論は間違っていなかったが、まだ技術が追いついていなかったのだ。これは現在にも大いにありうることだろう。)本書は、ある講演を書籍化したものだが、ぜひともライブで聴講したかった。次回あるときや必ず。
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