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小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――彼らの人生は、その店との出逢いと女主人の言葉で、大きく変化し始める。疲れた心にやさしさが染み入り、温かな感動で満たされる。癒しの傑作感涙小説。
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Posted by ブクログ
何回も読んでしまいます。 心がつかれたとき、読みたい本です。 読むたびに作中にでてくる音楽を検索して、聞くのが好きです。
小さな岬の先端にある喫茶店 オーナーの悦子さんは、とびきり美味しい珈琲と共にお客さんに寄り添う音楽を流してくれる♪ 第2章目までは、ほっこり癒しの森沢明夫さんで抜群の安定感を感じながら、このペースで進むのかなぁと・・・と思いきや、 来ましたよ!変化球の第3章 何と!岬の喫茶店に忍び込む泥棒目線での...続きを読む展開 ひゃあ〜しかも刃物持ってる〜! 悦子さん逃げて〜!! 実は、この第3章が堪らなく良かった。 挫折を経験した人に悦子さんの言葉が真っ直ぐに沁みる。こんなんされたら、もう間違いなく人生の恩人になるだろう。 そして第4章以降は、章を重ねる毎に悦子さんとの距離が近づいて、読む手が止まらず一気読み。 第6章のラストの余韻も心地よかった。 大人の恋愛がこういう結末になったかぁと切なくも納得だったが、亡き夫を慕い続ける女性の姿は、既婚男性のロマンも投影されているのかもしれない。 全体を通して、もっとホッコリ癒しのイメージを抱いていたが、現実社会の延長線上にある様な話ばかりで、ストレートに心に響いて何度も目頭が熱くなった。これが、高橋敏夫さんの解説で言われる所の「ふつう」の名手なのだろう。 歳を重ねて経験を重ねて来たからこそ、気付いて寄り添える普遍的なものって確かにあるんだと思った。特に悦子さんの生き方、人をみるその姿勢には多くのヒントがあり温かく勇気付けられた。 最後の解説で知ったが、虹の岬の喫茶店のモデルが房総半島の鋸南町の明鐘岬にあるとか・・・ 装丁みたいな素敵なお店かしら 行っちゃいますか!聖地巡礼♪ 珈琲と一緒にアレもあるかなぁ〜多分あるよね〜 (※第4章から便利な言葉拝借しました笑) バナナアイス! 今回も森沢語録が沢山あり、その一つ一つを味わいながら出会えたことに感謝したい作品だった。 以下、各章の簡単なあらすじ 1.〈春〉アメイジング・グレイス 妻に先立たれた大沢克彦が、4歳の愛娘と共に虹探しの冒険に出掛けるお話 2.〈夏〉ガールズ・オン・ザ・ビーチ 就職活動に苦戦する今井健が、ほんとうの自分と向き合うお話 3.〈秋〉ザ・プレイヤー 包丁の研ぎ屋だったが借金苦で妻子と別れた末に、岬の喫茶店を狙う泥棒初心者のお話 4.〈冬〉ラヴ・ミー・テンダー 天文と釣りに詳しく独身貴族で建設会社の重役であるタニさんの大人の恋のお話 5.〈春〉サンキュー・フォー・ザ・ミュージック 悦子の甥である浩司が間も無く完成させるバー「ブルームーン」の店名に纏わるお話 6.〈夏〉岬の風と波の音 悦子が愛犬コタローと共に亡き夫 幸太郎を慕い続けた岬の喫茶店のお話
岬は行き止まりでもあり、世界が広く見渡せる場所でもあります。そんな岬にあるカフェのおばあさんと人生の岬に立っている人々とのハートフルな物語が心をポカポカにしてくれます。
すごくすごく心に沁みた 本当に良くて、情景が全部想像できて 行きたくなった 最近はお家に篭り続ける日々だけど、 この本を読むと外に出かけれた気持ちになる 本当に優しくて岬に行きたい この絵がみたい ずっとそう思いながら切実に読んだ 音楽がまたいい! 本当に幸せな本
岬の喫茶店、実在するなら行ってみたい。 いまの自分を顧みて、次に進むためのきっかけを与えてくれる、そんな場所がこの岬の喫茶店。 ものすごくドラマチックな訳でもないし、ありふれた人たちの人生を一片を切り取った短編集で、緩やかにそれぞれが繋がっている、とても心地よいストーリーでした。 ゆっくりと美...続きを読む味しいコーヒーを片手に楽しむといいかも。
映画化名『ふしぎな岬の物語』主演の吉永小百合さんがプロデュースした思い入れが強い作品 6つのエピソードの中で泥棒さんの包丁研ぎのエピソードが良かったです。読み終わるのがいやでもっとお話が続けば良かったと思いました。
本読みながら泣いた事は無いのですが、涙は流れずとも目が海になりました。なんて温かい人に優しくなれるお話なんだろう。虹の絵の仕掛けには思わず唸りました。喫茶店の主、悦子さんのような人になりたいです。
暖かい前向きになれる言葉がつまった本。 私は喫茶店ってただコーヒーを飲むんじゃなくて、何か悩みを持ち寄って考えるタイプなので本書の喫茶店にとてもいきたくなりました‥ 本書を読むと世間一般が考える"ふつう"の難しさ、奥深さを感じますねー 私は普通であることに固執しすぎない私でいたい...続きを読むです
今の世の中の人達は、すぐに人を疑う傾向がある中で、一人切盛りしている岬の、喫茶店の悦子さんは、泥棒に入られても、すぐに警察を呼ぶのではなく、許してお店の包丁を、研いで貰う、精神は、今の人達には、ない主人公ですその泥棒の人生は、過去には、包丁研ぎ屋でしたが、借金を負い、岬の喫茶店に、入りましたが、悔い...続きを読む改める気持ちになったのは、お店の、悦子さんのお陰で、感動しました、人を、始めて会う人に、疑わない事の、大切さを学べます。
これまで読書を苦手としていた私が、読書の楽しさ、豊かさを教えてくれるきっかけになった本です。温かい気持ちにしてくれる魔法の本。読みながら情景がうかび、自分が岬の上にいるような気持ちになります。また読みたいと思えました。
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虹の岬の喫茶店
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