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激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子を出産する。出所後、息子に会いたいあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。
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Posted by ブクログ
一言メモ、いつか時が来る、今じゃない イメージ配役 かおり…よしだようさん 土居さん…あべさだおさん 16歳のたく…てらだこころさん とてもリアルなストーリー展開で、主人公がかわいそうになるくらいに、怒涛の波乱万丈人生。大事な部分は、主人公の心のドキドキがこちらにも届くように丁寧に表現されていて...続きを読む、え!え?え!え?と、著者の文章表現がとてもお上手だと思いました。読みやすくて、わかりやすく、でも単調じゃなくて、一捻りも何捻りもあるストーリーは、長期に渡って書き続けてきたからなのかなと、お察ししました。 主人公の、ぶれない生きていく意味があるから、何があっても、乗り越えられる。最後は、良かったなぁ、良かったねぇとしみじみ感じられる、いい本でした。
妊娠中にひき逃げ事件を起こしてしまう主人公。 獄中で息子を出産するも生き別れに。 息子に会える日を夢見て一心不乱に働く。 幾多の困難を乗り越えひと筋の希望の光を見つけ出そうとする姿に心打たれる。 怒涛の展開に圧倒される。 終わってほしくない。 傑作。
主人公の性格がどんどんと、切迫感と諦念と視野狭窄の様相が増していくような、変容を感じる。 一緒に追体験していることで、その感情や思考を自分が感じているようで苦しくなる。 余韻、圧倒的な余韻。 何か感想を書こうと思っても、うまく言葉にならない。 ただ、物語のあとに続いていると思わせる、登場人物た...続きを読むちの人生が熟した柿の実のように味わい深いものであることを願いたい。
話が重く読んでる途中に何度も本を閉じたが(何なら何日かは読めなかった)、なんとか読み終えることができてよかった。主人公は息子に会えなくなるかと思ったが、最終章で再会することができてよかった。個人的には今年の本屋大賞だと思う
中盤以降、主人公へ感情移入しすぎるぐらい、物語へ入り込んでしまった。読んでない間も、この小説のことをずっと考えていた。
装丁の熟した柿が美しい。 轢き逃げしてしまった故人の生きたかった人生を背負って生きることがとても切なかった。 主人公の行き過ぎた行動や選択ミスにイライラしましたが、はたして、自分がその立場になったらどうなんだろうか?と考えてしまいました。 かおりに少しでも希望が持てるといいなというラストだった...続きを読むのでよかったです。
読んでいて心が苦しくなる内容であったが、 少しでも時間があれば読み進めたいと思えた。 主人公は「強い女」と呼ばれるのを嫌がっていたが、 苦しい境遇のなか、日々を耐え、過ごしていく様は、 強いといって良いと思う。
熟柿。一族の嫌われ者のおばさんの庭に植わっていた柿の実のエピソードとして早々にそれが登場し、さらに主人公の人生を狂わせる事件の被害者も柿とは絡むけれど、果たして熟柿というものにどんな意味があるんだろう、どう関わるのだろうと思いつつ読み進めました。 でも生きる先をどんどん息子から遠ざけていく主人公の人...続きを読む生は全然「柿、関係ないな」で進んでいきます。 最後の最後にその熟柿の言葉の意味が明かされ、本作における「熟柿」の意味がそこに重なって大きく読み手の気持ちを揺さぶってくる。 柿がゆっくり熟れるように、渋柿から渋が抜けて甘くなっていくように、じわりじわりとそれまで紡いできた主人公の辛苦の人生が染みてくる。 苦しくて苦しくて切なくてもどかしくて、でも最後に熟柿が希望と少しの明るさを連れてきてくれる。 シンプルな柿一つの白い表紙が最後の主人公の心象を表しているかのようで読後とても心に余韻を残しました。 佐藤正午さんの本はそんなに読んだことはないけれども、以前読んだ本も辛い人生を生きてきた女性の話で した。こういう話は書く人も読む人もある意味忍耐が求められるように感じます。 登場人物が多いけれどどの人もとてもリアル。自分は主人公の友人である鶴子ちゃんがとにかく嫌いでたまらなかった(笑)でもこんな人、結構いそう。そして嫌いというか卑怯だった元夫。真相が分かったとき「やっぱりそうだったか!」と膝を打つ思いでした。 そしてクジュウロさん親子の人柄の素晴らしさ。特に咲ちゃんの清々しさには読者は救われるような気持ちになるのでは。なんていい子。 私事ながら、ちょうど先日免許更新したばかりなので事故によって人生が壊れてしまう恐ろしさに震える思いで読みました。 こういう物語が本屋大賞候補作だということに書店員さんたちの目の確かさを一層信頼する気持ちになりました。 巻末に、作中の人物土居さんがスマホで愛用している辞書の銘柄が記載されていました。 最初見たとき「え、なんでここにそれ?」とちょっと笑っちゃったのですが、熟柿の意味が変わったり違う捉え方をされるといけないからなのでしょうね、たぶん。 それはとても大事ですから。 正直、誰にでも勧められる小説ではないですが、じっくり物語を味わえる本読さんには読んてほしい一冊でした。
普通に最後まで読むことができれば、2025年最高傑作という帯の文句にも納得できる。 年のせいか、派手な伏線回収やトリックで魅せる作品よりこういう作品を好ましく思うようになった。
妊娠中にひき逃げ事故をおこし服役していた女が、罪を隠し、息子を思いながら各地を転々とし仕事をする。 大きな展開が少なく単調な内容。 流れるように静かなのに心が揺れ乱される、読み応え抜群! 「熟柿」というタイトルがピッタリで、読み終わったら表紙で泣けるようになってきた。
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