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戦後80年の今、戦争という過ちを繰り返さないために読み継ぐべき一冊。毎日出版文化賞受賞作品。新版は解説と索引を付す。
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Posted by ブクログ
幕末史から続いて読んだ。 学生時代に覚えた人名や出来事が、どんな背景で起きたか、それが後の歴史にどのような影響を与えたかが分かってとても面白かった。暗記のみしてしまっていた膨大な点が繋がってページが止まらんかった 個別にいろんな学ぶことはあるが、歴史を学ぶと自ずと視座は上がると思う。あと、都合の...続きを読む良い解釈のもと意思決定を曲げないことの危険性は、個人レベルでも教訓になる
半藤一利が、若者に実際に語って聞かせた昭和史の話を文字起こししたもの。よって厚い本ではあるけれど一回の2時間くらいの講義が章立てになっているので読みやすい。基本的に軍部と昭和天皇の話が中心(まあもちろんとは思うが)。 予想が外れたときのことを考えない、過去の成功体験にしがみつく、責任をとらない、云々...続きを読むは今までも色々なところで言われてきたけれど、日本って変わらないんだな。
少し時間がかかったが読み切った。戦前の昭和史の分厚い大作である。ちなみに戦後編もある。 半藤氏の著作で以前「日本の一番長い日」を読んだ。重なる部分も多いが、15章に分けて段階を追って日本が敗戦へ向かった経緯が書かれている。第2次世界大戦の記録本はたくさん読んできたが、本書はとても分かりやすい。たまた...続きを読むま日清・日露戦争が上手くいったのでつい楽観的に考えて失敗した、という敗戦の原因が分析されている。 「日本の一番…」の書評でも書いたが、天皇陛下がどの程度節目で決断にかかわっていたのかが分かってとても興味深い。はっきり言って想像以上だ。彼は本当に国民を思い、平和を希求していたのだ。 リアルタイムに戦争を経験した人がどんどんいなくなっていく現在、極めて貴重な記録である。時々顧みるべきだろう。
戦後80年のタイミングで読んでおきたいと思って。 読んでよかった!語り口調が読みやすかった。 起きなくていい戦争だったんだなぁ 戦後版も楽しみ
新版が出たので、久しぶりに読み直し。ノモンハンのこぼればなしと年表が追加されたのは読みやすくなって良い感じ。 さらっとした記載に、当時の雰囲気や様子が伝わってきて内容に重みが増しています。 実際に体験した人が残した昭和史であるからこそ、合間に挟まる感想がすっと入ってきて読みやすい。
1926年から満州・上海での一連の事件・戦争は前線陸軍の単独行動と暴走(天皇・元帥の命令なしで行動「統師権干犯」)軍の陰謀から満州事変へと発展、更に分派(統制派と皇道派)との争いから、皇道派による2.26事件(政治腐敗や農村貧困を訴えた)により国政は軍事一色へと大きく傾いた。結局、現在でも置かれた環...続きを読む境の機運で事が悪くても進めざるを得なくなる政治体質は変わっていないと感じた。史実で昭和天皇への報告は偽りが多く、当初内閣、軍隊官僚が事件発端の軍人行動を軍律で押さえ付けられなかった怠慢責任は重大で且つ致命傷で、その後の第2次世界大戦への火蓋は、近衛文麿首相など強力なリーダーシップのない人物が祭り上げられ米国の戦争への引き金(日米の最終交渉に望みを捨てた行動)を許したことは決して許されるものでは無い。歴史から学べることは多く、戦前の二の舞を踏まないように近隣諸国との交渉を持ち、米国頼りからの脱皮が必須とされる時期が来たと感じる。 本書の歴史から学べる事柄: 1、時の勢いに駆り立てられてはいけない(周りから判断し慎重に行動するべし、選択・判断力) 2、過剰な自信とエゴは方向を見誤る(思い上がり、うのぼれなどエゴと自信過剰に注意) 3、課題・問題対処を先送りせず、責任の所在等を明確に、対処する(問題処理と説明責任) 4、最新・近代化へ目配りから先を読む努力と時の政策を打ち出す(最新情報の収集と予測・展開)
最近、政治に興味をもち、日本がどんどん腐っていっていることに気づきました。そして、これではいけない、何かできないかと考えました。まずは自分が知らないことには何もできない為、まず今の日本がどのような歩みでここまできたかを知ろうかと...。これを読むと、色々なものが見えてきます。 日本人は、必ず知ってお...続きを読むかねばならないことだと思います。多くの方に読んでほしいです。
戦前、戦中の様子を知ることができました。 一部の無責任な軍人や政治家等により戦争となったことがわかりました。
2025/04/07「昭和史戦前篇」半藤一利 戦前をまとめるには最適の書だが、掘り下げは浅い。 1.日本国はガバナンス不在 天皇・元老体制が権限・責任を喪失 一番は昭和天皇の中途半端な政治姿勢 形式的には天皇が絶対的トップだが共和制運営へ逃げる 軍部の引き起こした数々の事件、特に重臣暗殺は大きな影 ...続きを読む2.軍部の暴走 統帥権干犯といいつつ独走・暴走 軍人の視野は狭く、「己の業績と勲章狙い」がせいぜい 国家を論じられたのは、石原莞爾と永田鉄山 対中観は真逆 3.近衛文麿の施策は国家犯罪 問題の多い政策を立案しては、退任で敵前逃亡 己の栄達のみで国家を滅亡させた それも彼の確信 本書では彼の一貫した想いには触れられていない 彼の実績と、最後、昭和天皇の評価は整理してほしかった 4.マスコミの共犯 この間、マスコミは戦争を煽った 国民を煽り、陸海軍を煽った 教育界とマスコミは罪が重い 人間の思考を縛った 5.責任は問わず 結局、連合国による戦争犯罪裁判しか機能しなかった 日本人は自らを律することは難しい
戦前の昭和史を生き生きとしたものとして概観できる素晴らしい本。特に、時々の人物の考えや感情が伝わってくる。著者の講義録であり、語り部としても調子も軽快。 またいずれ読み直したい。
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新版 昭和史 戦前篇 1926-1945
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