無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
清掃の仕事をしながらネカフェ暮らしをしている霧生一希の趣味は、絵を描くこと。ある日、美術が好きなお金持ちの嵐山透に描いた絵を見られ、絵を買わせてほしいと頼まれる。絵描きとパトロンというタッグを組み、一希の絵を世界へと売り出していく!!
「アート」×「お金」の関係に切り込む、という背表紙の一文に惹かれて手に取りました。
その日を生きることに精一杯な一希と、お金や人脈などあらゆるものを持っている透は真逆の2人です。
境遇や価値観の違いによって衝突することもありますが、お互いの持っていないものを補いあっていて、とても良いタッグなんです!
また、一希と透は窓越しの出会いがきっかけで出会うのですが、一希が一人で考えるシーンや心理描写などのシーンでも窓が登場します。ぜひカフェの窓際に座って行き交う人を眺めながら読みたいなと思いました。
2人の力で一希の絵はいくらになるのか…今後の展開が気になる一作です!
現代資本主義の寓話
アートを「資産クラス」として扱う現代資本主義の寓話ですね。
例えば、九曜の「絵を買う=人生を買う」発想は、ベンチャー投資のピッチに通じる。
マネタイズ観点で読むと、クリエイターが「趣味をビジネスに転換する」ハードルを具体的に描いています。
一方で、芸術の「魂」が金で汚されるジレンマもチクリと刺し、単
知らない世界だ
絵を描くのも観るのも好きだけど、価値を測ることに関しては全くわからない...ので、この話が何処へ向かっていくのか、確信が持てません。
主人公は、ネカフェ生活から脱却できるんでしょうか。そういう次元の話じゃないか?
好みの問題
個人的には、美術品としての絵の良さがわからないので、千円だって出すのが惜しい。億単位なんて冗談の類かと思う。
ただ、マンガには、ハッとする、息を呑むような表現がされていることがあり、そちらにはお金を出したいと思うので、結局は個人の好みの問題なんでしょうね。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。