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「自転しながら公転する」
2023年12月28日~ 読売テレビ・日本テレビ
出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎
「自転しながら公転する」
2023年12月21日~ 読売テレビ・日本テレビ
出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎
「自転しながら公転する」
2023年12月14日~ 読売テレビ・日本テレビ
出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
p199
自分にはこうやって好意を寄せてくれる友人がいて両親も一人娘の自分を可愛がって育ててくれたしやさしい恋人だっている。
決して虐げられていい人間なんかではないと自分に言い聞かせた。深呼吸をしてゆっくりとメッセージを打ち返す。
p256
どちらかというとガサツな印象の人なのに哀愁を帯びた顔が美しかった。風が彼女の髪を揺らし、横顔を半分隠した。青白い頬にちらりと光るものが見えた。
離れているのに色を失った唇が震えているのがわかった。この人は苦しいんだ。この人に感情をぶつけてもダメだ。都はそう思った。
p269
たくさん仕事してやりたい勉強もして旅行したり興味のあることに打ち込んだりそうゆう人生にするってもう腹を決めるしかないです。
p318
何かに拘れば拘るほど人は心が狭くなっていく。幸せに拘れば拘るほど、人は寛容さを失くしていく。
p402
両親は生存戦略を練り直したんだな、長く一緒にいれば行き詰まることもある。でも変化していけばなんとか突破口は見つかるものなのかもしれない。
p477
「ママはパパと結婚して幸せだった?」
私の問いには答えずこんなことを言った。
別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思いつめるとちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ。
Posted by ブクログ
まるで自分への戒めのような、踏み絵のような、そんな小説だった。
更年期障害を患った母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都。
アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら
寿司職人の貫一と付き合い始めるが、彼との結婚は見えない。
職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。
母の具合は一進一退。正社員になるべき?運命の人は他にいる?
ぐるぐると思い悩む都がたどり着いた答えは。
プロローグとエピローグの扱い方が秀逸だった。
途中でその仕掛けには気づいてしまったが、
まさに現実に引き戻す作用たっぷりで、
ラストの余韻に浸っていたところ、頭を殴られた様な感覚に陥った。
でもその内容がまたリアルだなぁとやけに納得してしまう。
都という女性に対して、読んでいてとてもイライラさせられる。
だが、それは己を見ているからだということに気付きゾッとした。
圧倒的な浅はかさと劣等感。それは焦りとなり、自身を傷つける刃となる。
都の思考や言動、抱える苦悩に共感できないのではなく、
共感どころかその通りだと思っていることを認めたくない。
そんな風に感情を激しく揺さぶられながら読み進めていた。
あぁ、客観的に見たら自分ってこんなクソみたいな人間なんだと凹む。
この辺は男女間の違いはあれど、近しいものは絶対にある。
正直、貫一ってそんなに悪い男か?と読んでいて疑問を抱く。
そんな疑問と都に対してのヘイトが高まってきたところで
都の友人そよかがピシャリと都に対して正論をかます。
もう、そよかちゃんいてくれなかったら最後まで読めなかったっす。
そんなお礼を言いたくなるお見通しキャラだった。
決して読んでいて清々しく気持ち良い内容の作品ではない。
良い意味でも悪い意味でも、自分の立ち位置を確かめられる。
個人的にはもう一度読み返す勇気はないだろうと思う。
それぐらい自分の心に戸惑いを与えてくれた作品。
読む際は十分ご注意を。
Posted by ブクログ
私たちは常に色んな悩みをもって生きています。
家族のこと、仕事のこと、恋愛のこと。
それらのことを考えながら日々模索して生きています。
そんな生き方をこのように表してます
「自転しながら公転する」
特に大人になると私たちの日々の生き方がある種定型化してきて、人生という軌道を同じ周期で回っているように感じます。その中で色んな悩みがぐるぐると回って、それでも日々の生活を過ごそうとする様をまさしく表している表現だなと感じました。
家族、恋愛、友達、仕事。
その全てに向き合って葛藤する主人公の様子はとても他人事ではないように感じました。
またもう一つ印象に残っている表現があります。
「甘えていいと言われるのは、甘えるなと言われるよりきつかった。」
両親はきっとどんなに辛くても私たちに手を差し伸べてくれると思います。しかしそれは両親に迷惑をかけないよう必死に自立を目指した自分からしたら、それを否定されてるように感じるのだと思います。その複雑な気持ちを表している表現だと思います。
今生きてる中で悩みを持つ人はぜひ読んでみてください。きっと好きな場面や表現を見つけられると思います。
「自転しながら公転する」
2023年12月28日~ 読売テレビ・日本テレビ
出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎
「自転しながら公転する」
2023年12月21日~ 読売テレビ・日本テレビ
出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎
「自転しながら公転する」
2023年12月14日~ 読売テレビ・日本テレビ
出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎
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