自転しながら公転する(新潮文庫)

自転しながら公転する(新潮文庫)

小説・文芸
1,100円 (税込)

5pt

母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都(みやこ)。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら、寿司職人の貫一と付き合いはじめるが、彼との結婚は見えない。職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。母の具合は一進一退。正社員になるべき? 運命の人は他にいる? ぐるぐると思い悩む都がたどりついた答えは――。揺れる心を優しく包み、あたたかな共感で満たす傑作長編。(解説・藤田香織)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    自転しながら公転する(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1234497
  • 電子版発売日
    :
    2022年10月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB
  • ドラマ化

    「自転しながら公転する」

    2023年12月28日~ 読売テレビ・日本テレビ
    出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎

  • ドラマ化

    「自転しながら公転する」

    2023年12月21日~ 読売テレビ・日本テレビ
    出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎

  • ドラマ化

    「自転しながら公転する」

    2023年12月14日~ 読売テレビ・日本テレビ
    出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎

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自転しながら公転する(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公が家族や仕事や恋愛に悩みながらも決断していくお話。

    ストーリーもテンポ良く進むし伏線もきちんと回収されラストも「えぇっ?!」となる、読み応えのある一冊。
    普段恋愛モノを読まないが、すごく面白かった!
    30歳になったからか、うんうんわかる。と共感できる部分がたくさんあった。
    結果、なんとかなるんだよ。と思える。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    恋愛、仕事、家族とずっしりな内容だった。全てが自分に当てはまることは無いけど、耳が痛い事もしばしば。ページ数多かったけど、次々展開していくから夢中で読んでしまった。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    生きることのままならなさ、自分が思い描く「結婚観」含めた無意識な価値観の押し付け。

    今自分が生きるためにすべき自転と、社会や環境から求められてすべきことである公転。とかく我々は生きるために向きあなわなければならないことが多すぎる。

    「別にそんなに幸せになろうとしなくていい。幸せにならなきゃって思い詰めるとちょっとの不安が許せなくなる。少しくらい不安でいい。思い通りにはならないものよ」

    これは真理。旨に抱えて生きていきたい。

    冒頭ラストの仕掛け含めてとても楽しめて良い本だった。

    0
    2026年08月27日

    Posted by ブクログ

    山本文緒さん。。大傑作だった
    悩みがリアルで、結末にもびっくり
    謎の人に惹かれてしまうの共感し、色々なところでドキドキ感があった

    0
    2026年08月22日

    Posted by ブクログ

    このタイトルを思いついた時点で勝ちは確定。そして、そのタイトル通りの日常を過ごしながら少しずつ成長していく30代女性の物語。仕事の悩み、恋愛の悩み、親の介護の悩み、人生の悩み、様々な悩みを抱えながら、最後には一つの選択肢を選びとる。果たしてそれが本当の正解だったかは描かれないが、自分の気持ちに正直に、自分自身で決めたことで少なくとも後悔はないはず。この小説のあとがきで著者が亡くなったことを知ったが本当に残念に思う。

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    p199
    自分にはこうやって好意を寄せてくれる友人がいて両親も一人娘の自分を可愛がって育ててくれたしやさしい恋人だっている。
    決して虐げられていい人間なんかではないと自分に言い聞かせた。深呼吸をしてゆっくりとメッセージを打ち返す。
    p256
    どちらかというとガサツな印象の人なのに哀愁を帯びた顔が美しかった。風が彼女の髪を揺らし、横顔を半分隠した。青白い頬にちらりと光るものが見えた。
    離れているのに色を失った唇が震えているのがわかった。この人は苦しいんだ。この人に感情をぶつけてもダメだ。都はそう思った。
    p269
    たくさん仕事してやりたい勉強もして旅行したり興味のあることに打ち込んだりそうゆう人生にするってもう腹を決めるしかないです。
    p318
    何かに拘れば拘るほど人は心が狭くなっていく。幸せに拘れば拘るほど、人は寛容さを失くしていく。
    p402
    両親は生存戦略を練り直したんだな、長く一緒にいれば行き詰まることもある。でも変化していけばなんとか突破口は見つかるものなのかもしれない。
    p477
    「ママはパパと結婚して幸せだった?」
    私の問いには答えずこんなことを言った。
    別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思いつめるとちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ。

    0
    2026年08月08日

    Posted by ブクログ

    まるで自分への戒めのような、踏み絵のような、そんな小説だった。

    更年期障害を患った母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都。
    アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら
    寿司職人の貫一と付き合い始めるが、彼との結婚は見えない。
    職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。
    母の具合は一進一退。正社員になるべき?運命の人は他にいる?
    ぐるぐると思い悩む都がたどり着いた答えは。

    プロローグとエピローグの扱い方が秀逸だった。
    途中でその仕掛けには気づいてしまったが、
    まさに現実に引き戻す作用たっぷりで、
    ラストの余韻に浸っていたところ、頭を殴られた様な感覚に陥った。
    でもその内容がまたリアルだなぁとやけに納得してしまう。

    都という女性に対して、読んでいてとてもイライラさせられる。
    だが、それは己を見ているからだということに気付きゾッとした。
    圧倒的な浅はかさと劣等感。それは焦りとなり、自身を傷つける刃となる。
    都の思考や言動、抱える苦悩に共感できないのではなく、
    共感どころかその通りだと思っていることを認めたくない。
    そんな風に感情を激しく揺さぶられながら読み進めていた。
    あぁ、客観的に見たら自分ってこんなクソみたいな人間なんだと凹む。
    この辺は男女間の違いはあれど、近しいものは絶対にある。

    正直、貫一ってそんなに悪い男か?と読んでいて疑問を抱く。
    そんな疑問と都に対してのヘイトが高まってきたところで
    都の友人そよかがピシャリと都に対して正論をかます。
    もう、そよかちゃんいてくれなかったら最後まで読めなかったっす。
    そんなお礼を言いたくなるお見通しキャラだった。

    決して読んでいて清々しく気持ち良い内容の作品ではない。
    良い意味でも悪い意味でも、自分の立ち位置を確かめられる。
    個人的にはもう一度読み返す勇気はないだろうと思う。
    それぐらい自分の心に戸惑いを与えてくれた作品。
    読む際は十分ご注意を。

    0
    2026年08月08日

    Posted by ブクログ

    3日で読み終わった。ボランティアのシーンとかお金を気にしてしまうところとか、上手く生きたいのに上手くできない都が自分みたいだった。言い合いになって納得させたくて相手を傷つけたい気持ちがおさまらないところとか自分見てるみたいで、はぁーーーー!!

    0
    2026年08月08日

    匿名

    購入済み

    人間の狡猾な面を絶妙なエピソードでえぐっていく手法はお見事。
    揺れ動く気持、周りの人の意見、環境。どこにどう転がっていくか最後までわからず引き込まれるように読み進められました。

    #切ない #深い #シュール

    0
    2023年04月24日

    Posted by ブクログ

    私たちは常に色んな悩みをもって生きています。
    家族のこと、仕事のこと、恋愛のこと。
    それらのことを考えながら日々模索して生きています。

    そんな生き方をこのように表してます
    「自転しながら公転する」

    特に大人になると私たちの日々の生き方がある種定型化してきて、人生という軌道を同じ周期で回っているように感じます。その中で色んな悩みがぐるぐると回って、それでも日々の生活を過ごそうとする様をまさしく表している表現だなと感じました。

    家族、恋愛、友達、仕事。
    その全てに向き合って葛藤する主人公の様子はとても他人事ではないように感じました。

    またもう一つ印象に残っている表現があります。

    「甘えていいと言われるのは、甘えるなと言われるよりきつかった。」

    両親はきっとどんなに辛くても私たちに手を差し伸べてくれると思います。しかしそれは両親に迷惑をかけないよう必死に自立を目指した自分からしたら、それを否定されてるように感じるのだと思います。その複雑な気持ちを表している表現だと思います。

    今生きてる中で悩みを持つ人はぜひ読んでみてください。きっと好きな場面や表現を見つけられると思います。

    0
    2026年09月23日

自転しながら公転する(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    自転しながら公転する(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1234497
  • 電子版発売日
    :
    2022年10月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB
  • ドラマ化

    「自転しながら公転する」

    2023年12月28日~ 読売テレビ・日本テレビ
    出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎

  • ドラマ化

    「自転しながら公転する」

    2023年12月21日~ 読売テレビ・日本テレビ
    出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎

  • ドラマ化

    「自転しながら公転する」

    2023年12月14日~ 読売テレビ・日本テレビ
    出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎

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