作品一覧 2024/02/21更新 おばあちゃんのごめんねリスト 試し読み フォロー 仮面の町 試し読み フォロー ザ・メイデンズ ギリシャ悲劇の殺人 試し読み フォロー サイコセラピスト 試し読み フォロー 幸せなひとりぼっち 試し読み フォロー 新アラビア夜話 試し読み フォロー 生存者 試し読み フォロー 出口のない農場 試し読み フォロー ハティの最期の舞台 試し読み フォロー 花嫁になるための4つの恋物語 試し読み フォロー 秘匿患者 試し読み フォロー ブリット=マリーはここにいた 試し読み フォロー ブート・バザールの少年探偵 試し読み フォロー もう終わりにしよう。 試し読み フォロー もっと遠くへ行こう。 試し読み フォロー 1~15件目 / 15件<<<1・・・・・・・・・>>> 坂本あおいの作品をすべて見る
ユーザーレビュー もう終わりにしよう。 イアンリード / 坂本あおい おそらく、人生で最も恐怖を感じた作品。 家族、周囲との関係性、あらゆる人間関係から阻害された孤独な老人の最期を、良く言えばファンタジックに、悪く言えば妄想とリアルが入り混じったカオスな状態で描き切った傑作。 Netflixで映像化もされてるけれど、原作が圧倒的に恐ろしい。 精神が疲労している時に読...続きを読むむのはおすすめできませんが、一読の価値は間違いなくあります。 Posted by ブクログ もっと遠くへ行こう。 イアンリード / 坂本あおい むちゃくちゃ面白かった。なんだこれ。 なんとなく気になって買っておいた積読本で、手に取ってみたら驚愕の面白さ。ここ最近本を読むペースが落ちてたのは、改めて今の自分にヒットしない本を無理して読んでたんだなと感じた。 たぶんSFミステリが好きな人にはありがちなオチなのかもしれないけど、私はキレイに騙され...続きを読むて最後まで、まさか!そんな!なんてこと!の連続で楽しかった。 主人公・ジュニアに、この男なんもわかってないな、とその人格や言動にイライラしながら読むこともあって、でもそのイライラが実は物語の重要な伏線だったと気づいた時、ほんとやられたーと思った。そここそがこの本で描きたい本質だったんじゃないだろうか。 人は相手のことをどうしても自分の都合のいいように考えようとする。相手に色々なことを望んで自分は変わろうとしない。でもこの物語のような結末が普通になったら、どうなるんだろう。ジュニアは幸せなんだろうか。そして幸せなら、それでいいんだろうか? Posted by ブクログ 幸せなひとりぼっち フレドリック バックマン / 坂本あおい たぶんオーヴェは、世界に何回も絶望してただろうけど、その度にソーニャに支えられて助けられて。 だからこそソーニャがいなくなってしまったときに、あとを追いたかったんだろうな。 なのに周りがにぎやかになって、ツッコみたいことたくさんになっちゃって(笑) もう少しそっちで待っててくれってなってたけど、きっ...続きを読むとソーニャが来るなって言ってくれたんだと思うな。 世界はそんなに捨てたもんじゃないないんだろうな。 すごく素敵な物語でした。 Posted by ブクログ 幸せなひとりぼっち フレドリック バックマン / 坂本あおい ここ最近読んだ本の中で一番良かった。 頑固おやじなオーヴェはカールじいさんを思わせるキャラクターで、最初から好感を持てた。 外国作品によくある長ったらしい比喩表現に辟易しながらも、 ページをめくる手をとめられなかった。 また読みたいと思えた本はここ最近では久々。 じんわりと心温まる話ながらもちょく...続きを読むちょくクスッと笑えるパートもあり。登場人物全員愛しいと思えたのはこの作品が初めて。 特にポンコツなパトリックが好き。 以下お気に入りのフレーズ ◎ずっとくすくす笑い続けていて、その合間に喋っているようだった。それもシャンパンの泡ならこんな風に笑うだろうと想像するような、くすくす笑いだった。 なんて可愛い表現なんだろうって思った部分。シャンパンの泡を擬人化する発想もすごい。 ◎家の中から悲しみをせっせと箒で吐き出すのだ くすっとしたけど、一理あるのかもと思えて気に入った。 Posted by ブクログ 幸せなひとりぼっち フレドリック バックマン / 坂本あおい まだ半分あるけど、今年の一番! 元来堅物な男、陽気な妻の自己と死。周りの奴らはどいつもこいつも気に入らない。この世に未練なんかないのに周りが死なせてくれない。そんな男、オーヴェの行動は、全て自分がやると決めたこと。読者にはそれがわかるから偏屈だけど親近感が湧く。何より自分も本当は嫌われることを恐れず...続きを読むにそう行動したい。結果周りのオーヴェを見る目や関係性は変わったけれど、オーヴェ自身はそんなに変わっていない。もし自分が先に死んだら、夫には私の本棚からこの本を見つけ、手に取って読んでもらいたいな。 Posted by ブクログ 坂本あおいのレビューをもっと見る