作品一覧 2022/09/08更新 経済学に何ができるか 文明社会の制度的枠組み 試し読み フォロー 経済社会の学び方 健全な懐疑の目を養う 試し読み フォロー 誤解だらけの明治維新 試し読み フォロー 社会思想としてのクラシック音楽(新潮選書) 試し読み フォロー 自由の思想史―市場とデモクラシーは擁護できるか― 試し読み フォロー 戦後世界経済史 自由と平等の視点から 試し読み フォロー デモクラシーの宿命 歴史に何を学ぶのか 試し読み フォロー トランプ当選から1年 試し読み フォロー 文芸にあらわれた日本の近代:社会科学と文学のあいだ 試し読み フォロー 平成の100人 試し読み フォロー 1~10件目 / 10件<<<1・・・・・・・・・>>> 猪木武徳の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 戦後世界経済史 自由と平等の視点から 猪木武徳 2009年に出版された本です。 全体としてみると人間社会は良くなっているのかな、と思いました。 自由と平等の観点から、という副題のとおり、自由が行き過ぎれば平等が損なわれ、平等が行き過ぎれば自由が損なわれれるという感じなので、どのようにバランスをとるのか、というのが問題だと思いました。 市場で価格が...続きを読む決まる、ということがとても大事なことだとわかりました。 Posted by ブクログ 経済社会の学び方 健全な懐疑の目を養う 猪木武徳 昔のマルクス経済学には「方法論」の書籍が沢山あった。 「近代」経済学には方法論を論じた書籍がなかった(少なくとも私は見たことがない)。 経済学の基礎的内容を1年ぐらい学習した後に本書を読むことを通読すめことをおすすめする。 経済学の方法論とは無縁の人にとっても、「終身雇用」や「江戸時代の商家の人事制...続きを読む度」、「アインシュタインの社会主義支持」など、本書で触れられているトピックは面白い。 Posted by ブクログ 経済社会の学び方 健全な懐疑の目を養う 猪木武徳 経済学者の立場を主軸としながら、社会全体を俯瞰的にとらえるうえでの態度・心構えを説いている書。比較、歴史、主観客観、そして思想やイデオロギーを超えることの重要性を説いていると理解してよいか。学問体系がますます細分化し、些末な問題群を扱う研究が多数ある中、社会科学の方法論や学問それ自体をも懐疑的に扱わ...続きを読むなければならない時期にあると思う。 Posted by ブクログ 社会思想としてのクラシック音楽(新潮選書) 猪木武徳 人間が社会的生き物であるかぎり、芸術家もそれぞれの生きた時代から何らかの影響を受けることは想像に難くない。とすれば、その芸術家が生み出した作品についても、その時代の痕跡が何らかの形で記されているのである。 現代はデモクラシーの社会である。その社会におけるクラシック音楽をどう位置づければいいのか、ここ...続きを読むにはそのひとつの答えが書かれている。 Posted by ブクログ 戦後世界経済史 自由と平等の視点から 猪木武徳 新書本ながら小さな文字で約380ページにわたり戦後の世界経済史について簡潔にまとめた本。戦後を10~20年ごと区切り、各地域を網羅しつつ、機械的にではなく適当なテーマを設定しつつ、わかりやすくまとめられている。私も大学で経済を学んだことがあるが、世界経済史については、さまざまな多数の書籍・文献を読ん...続きを読むだ(読まされた)経験があり、苦労した思い出があるが、この本は、とてもわかりやすく、大事なところをうまくまとめていると思う。特に、全世界がほぼ網羅され旧社会主義国、東南アジア、アフリカまで言及されておりとても勉強になった。著者がむすびで述べている、「政治的安定、私的所有権の確立、法の支配が、経済的に豊かな社会の基本的前提となる。」が、この本における結論であろう。いずれにしても、戦後世界経済史の教科書といえる名著であると思う。 Posted by ブクログ 猪木武徳のレビューをもっと見る