自由の思想史―市場とデモクラシーは擁護できるか―

自由の思想史―市場とデモクラシーは擁護できるか―

1,144円 (税込)

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3.5

自由は本当に「善きもの」か? 市場経済が暴走し、民主主義が機能不全に陥ってしまうのは、自由が足りないせいか、それとも過剰なせいか? 古代ギリシア、古代ローマ、中世ヨーロッパ、啓蒙時代の西欧、そして近代日本……経済学者の視点から、古今東西の歴史と思想を自在に行き来し、政治経済体制としての自由のあり方を問う。 ※新潮選書版に掲載の図版の一部は、電子版には収録しておりません。

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自由の思想史―市場とデモクラシーは擁護できるか― のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    経済学者の自由ということに関するエッセイであるが、歴史と哲学への洞察が深い。Freedomは束縛からの解放、Libertyは特権としての自由というラテン語語源の単語である。 経済学の発展は自由意志による取引の成立と切り離せないが(特に現在)それはそもそもギリシア時代に生まれた。ペルシアの専制政治との

    0
    2016年09月01日

    Posted by ブクログ

    経済学者が自由について書いた本。雑誌「考える人」に連載されたものを纏めたもの。自由について哲学的歴史的な分析、自殺、宗教、教育、言論、経済などいくつかの視点から簡潔にまとめている。理解しやすいところと理解できないところがあるが、雑誌に連載された内容だけに読みやすいものの、浅く広い内容となっており物足

    0
    2018年10月23日

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