作品一覧
-
-
-
4.0
ユーザーレビュー
-
-
Posted by ブクログ
著者は『企業買収の実務プロセス』の著者でもある銀行系のコンサルタント。
同著は、実務書としてとてもわかりやすい良著だが、本著はそのドラマ版と言っていい。
ここでは、買い手側の視点からM&Aのプロセスが小説形式で描かれており、実務書だけではわからない実際の現場がイメージできるようになっている。
「企業価値算定には唯一の正解はないが、間違いはある」など、なるほどと唸らされる部分も多いが、当事者たちの心理状態などもよく描かれていて、理論だけでは動けない会社というものがよくわかる。
(共著ではないので、この小説自体も著者が書いているのだろうか??とすれば、それはそれで凄い。)
ちょっと