ユーザーレビュー 就活のバカヤロー~企業・大学・学生が演じる茶番劇~ 石渡嶺司 / 大沢仁 超話題の一冊だったが、遅ればせながらようやく読むことができた。 今まで気になっていたことを気持ち良くスッパスッパと斬ってくれている。 しかし、見方や立場によってはバッシングを受ける可能性も。 悪循環はどこかで断たないといけない。この一冊がそのきっかけになってくれることを願わずにはいられない。 Posted by ブクログ 就活のバカヤロー~企業・大学・学生が演じる茶番劇~ 石渡嶺司 / 大沢仁 面白くてあっという間に読んでしまいました。 就活の仕組みや構造を知りつつ、かつ就活に対するモチベーションを落としてくれるような内容です。 僕も漠然と抱いていた「就活のくそくらえ」ってことを、現在の就職活動の現状を調べた上で大いに語っていると思いました。 改めて「就活の気持ち悪さ」を思いました。 ...続きを読む なんて言って実は自分も就活に踊らされている一人…。 みなさんもどうぞムカつきましょう。 社会人が良く言う「社会に出たら」がなんぼのもんじゃい Posted by ブクログ 就活のバカヤロー~企業・大学・学生が演じる茶番劇~ 石渡嶺司 / 大沢仁 ちょうど就活生のあすキャンにとったら… ある意味、情報の宝庫でした笑 学生の視点 人事の視点 大学の視点 この3つから書かれているものですが… 誰が悪いのかなんて、答えは出ません 学生も内定取ろうと必死なんです。 人事もいい学生と得ようと必死なんです。 大学も講義あるけど就職...続きを読む率もあるし、必死なんです。 就活で莫大なお金が入るナビ会社はすごいね Posted by ブクログ 就活のバカヤロー~企業・大学・学生が演じる茶番劇~ 石渡嶺司 / 大沢仁 就活のバカヤロー 企業・大学・学生が演じる茶番劇・目次 はじめに 就職活動は大いなる茶番劇 第1章 就活生はイタすぎる ・「こんな漢字も書けないのか」 ・学生の「自己分析」はイタすぎる ・何人いるんだ?「私はテニスサークルの代表でした」人間 ・納豆人間にはウンザリだ ・「勝利の方程式...続きを読む」は惨敗への近道 ・99%の学生にとって、資格は無意味 ・「浪人」「留年」が有利に働くことも ・人事が悩む「学生のトホホ質問」 ・「みんなの就職活動日記」でみんな失敗 ・一発芸は宴会でやってくれ ・苦労したのは君じゃない ・「好き」だけで一点突破しようとする学生たち ・「体育会は有利」神話 ・帰国子女? だから? ・「最後に何か質問は?」にどう答えるべきか 第2章 大学にとって「就活はいい迷惑」 ・現在の大学が抱える「ジレンマ」 ・徹底支援、熱血支援と言うけれど…… ・就活は大学1年から「始めさせられる」 ・「うちの就職課は使えねえ」 ・学歴差別はわざとか、それとも結果論か ・「学歴じゃんけん」に負けていじける低偏差値学生 ・慶応・理工系大の「無意識下の就活」 ・法政大のスパルタ講座「ペットボトルをしまいなさい」 ・難関大への学歴「逆差別」 第3章 企業の「採活」真相はこうだ ・新卒採用担当者のお仕事 ・企業の採用戦略はこうやって決まる ・「求める人物像」を知ってどうするの? ・就職人気ランキング「あそこには負けられない」 ・学生に嫌われたら、さようなら ・すべては「広告」である ・採用広告「このNGワードに騙されるな」 ・出てくる社員は「会社が用意した人材」 ・企業のウソを見抜く方法 ・OB・OG訪問は「見られている」 ・エントリーシート全員通過企業の本音 ・面接官はアマチュアだらけ ・学生はお客様!? 過保護な「学生フォロー」 ・ついに企業説明会に親が参戦 ・新卒採用担当者も悩んでいる 第4章 インターンなんてやりたくない ・いつの間にか就活の一部となった「インターンシップ」 ・企業の本音は「やらざるをえない」 ・企業がひねりだした「1日インターン」 ・俺ってもしかしてアルバイト? ・そんなに他社を妨害したいのか! ・インターンに参加すれば有利、は本当か? ・インターンに難関大生が集う理由 第5章 マッチポンプで儲ける就職情報会社 ・就職情報会社の顔ぶれ ・就活、採活を牛耳る「陰の支配者」 ・ナビサイトはドル箱商品 ・フェスティバル化する合同企業説明会 ・リクルートの牙城を崩せるか? ・不人気企業は搾取される ・電通のナビサイトがシンプルな理由 ・就職情報会社は本当に悪なのか? おわりに バカヤローは誰なのか? Posted by ブクログ 就活のバカヤロー~企業・大学・学生が演じる茶番劇~ 石渡嶺司 / 大沢仁 無意識下の就活。たとえインカレで他大学の人と話す、といった些細なことでさえ面接では有利に働く。慣れの問題である。 就活で目にする企業情報がただの「広告」であることを理解するだけで、少し心の荷が下りるのではないか。どこも結局は商売としてやっていて、失望というよりはむしろ安心する。 結局バカヤローはバカ...続きを読むヤローって言ってる奴なんだね。でも、踊らされていることをわかっててもなお、踊り続けるしかない現状を変えないと無理だよね。俯瞰して就活を見るのには最適な本だった。 Posted by ブクログ 大沢仁のレビューをもっと見る