作品一覧 2023/08/29更新 心の病気ってなんだろう? 試し読み フォロー コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン) 試し読み フォロー コロナ禍をどう読むか――16の知性による8つの対話 試し読み フォロー 障害の家と自由な身体 試し読み フォロー 症例でわかる精神病理学 試し読み フォロー 創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 松本卓也の作品をすべて見る
ユーザーレビュー コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン) 斎藤幸平 / 松本卓也 / 白井聡 / 松村圭一郎 / 岸本聡子 / 木村あや / 藤原辰史 人新世の資本論で説かれていたことを、さらに具体的にどうやって実現していくか。それを斎藤幸平氏だけでなくさまざまなジャンルの人も語っている。 杉並区長の岸本聡子さんの章がとてもおもしろかった。 「共生」や「協力」「包括」「共有」といった、女性的価値で政治や選挙のやり方、組織のあり方をかえていくフェミ...続きを読むナイゼーション、地域社会や草の根から発する市民の集合的な行動を大切にして「水平的で多様でフェミニン」なら関係を気づくことを志向することの大切さ(97ページ)とケアの視点、特にフェミナイゼーションが今年の私のキーワードになりそう。 Posted by ブクログ コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン) 斎藤幸平 / 松本卓也 / 白井聡 / 松村圭一郎 / 岸本聡子 / 木村あや / 藤原辰史 資本主義による大量生産、大量消費の時代は終わりつつある。この危機を乗り越えるためのキーワードは「コモン」である。私たちも生き方を見直さなくてはならない。 Posted by ブクログ コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン) 斎藤幸平 / 松本卓也 / 白井聡 / 松村圭一郎 / 岸本聡子 / 木村あや / 藤原辰史 「はじめに」から続く7章と「おわりに」まで、著者それぞれの立場や専門ならではの視点から、「コモンとは?」「自治とは?」を終始問われ考えさせられるのだが、事例が分かり易いし文章も読みやすく、押し付けがましくもないのでずんずん読める。これまでモヤモヤしていたことにやっぱりおかしいものはおかしいと言おうと...続きを読む思えたり、具体的なヒントも満載の一冊。 Posted by ブクログ 心の病気ってなんだろう? 松本卓也 表現が適切かどうか分かりませんが、とても面白く、ためになりました。心の病気とはどういうものか?どうやって''治す''のか?心の病気でも暮らしやすい社会とは?一つ一つ丁寧に解説してくれます。統合失調症、うつ病、PTSD、発達障害、認知症など、それぞれ心の中で何が起きているのかや、それに対してどう接する...続きを読むべきかなども説明されており、非常に「実践的」な内容でした。 Posted by ブクログ 症例でわかる精神病理学 松本卓也 木村敏さん・中井久夫さんとかのお弟子さん(?)の松本卓也さんが著者の本当に分かりやすい精神病理入門書。 僕は、国試レベルの記述精神病理の知識と高校の倫理の知識しかなかったけどスラスラ読めました。全部面白い!特に統合失調症と自閉症の章が本当に面白い…(幻聴が「対象なき知覚」ではなく、「聴覚における受動...続きを読む的体験」という捉え方とか、エポケーから抜け出せないのが統合失調という考え方とか、自閉症のタイムスリップ現象とか、カントでいう「悟性」が働かない状態だとか)。力動精神病理についても基本的なことを知れてよかった! 鑑別という観点よりも、病自体を深く理解するっていうとこに重きを置いてますね(当たり前か)。 ディルタイの「了解」という概念自体は、医師によって結構ブレが出そうだなと思いました。 あと統合失調症における意味妄想は知覚連関の弛緩で、機能幻覚は意味妄想が派生したものっぽいとなんとなく思いました。 自治医科大のCC見学したいな… Posted by ブクログ 松本卓也のレビューをもっと見る