作品一覧 2020/10/30更新 絵の中の殺人 試し読み フォロー 霧枯れの街殺人事件 試し読み フォロー 三重殺 試し読み フォロー 冥王の花嫁 試し読み フォロー ホラーセレクション 暗闇 試し読み フォロー ホラーセレクション 平成都市伝説 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 奥田哲也の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ホラーセレクション 平成都市伝説 井上雅彦 / 奥田哲也 / 尾之上浩司 / 梶尾真治 / 北原尚彦 / 斎藤肇 / 田中啓文 / 友成純一 / 牧野修 / 山下定 「都市伝説」テーマのホラーアンソロジー。「都市伝説」そのものがもともとホラーなんだから、このテーマは面白くないはずがない! ユーモアの効いた梶尾真治「わが愛しの口裂け女」、異形テイストがとことん溢れる井上雅彦「飢えている刀鋩」などなどどれをとっても逸品ぞろいかなあ、という気がするけれど、個人的に気に...続きを読む入ったのは北原尚彦「怪人撥条足男」。「ばね足男」についてはあまり知らなかったのだけれど、このラストでやられたなあ、という思いがいっぱい。 Posted by ブクログ ホラーセレクション 平成都市伝説 井上雅彦 / 奥田哲也 / 尾之上浩司 / 梶尾真治 / 北原尚彦 / 斎藤肇 / 田中啓文 / 友成純一 / 牧野修 / 山下定 実は(?)本日引越しでした。世の中、やっぱり何でもその道のプロに任せるのが一番!今日は運送屋さんからガス屋さん、はたまたインテリアデザイナーの方まで「引越し」というテーマでお話ができなかなか楽しい一時を過ごせました。クタクタですけどね・・・。なので今日は引越しに関連付けて「都市」をテーマにした一冊を...続きを読む。 みなさん都市伝説ってご存知ですか?平たく言えば「うわさ」ですが、特に妙に真実味のある奇妙な噂を総称して「都市伝説」と名付けている気がします。良く知られている例として"口さけ女"や"学校の7不思議"なんかがあります。発端はアメリカらしく、まさにそのまま「Urban Legend」。アメリカ発の有名なお話は次の様なものが・・・ ある日、両親がパーティーに出かけ、幼い姉妹二人で一夜を過ごさなければならなかった。姉妹は2段ベッドに寝ており姉が上、妹が下である。両親から「戸締りをしっかりとしなさい」と言われていた姉はその通りに守り、家の窓、ドアすべてに鍵をかけ自分達の部屋へ戻る。妹を寝かそうと思いきや、両親がいないことにはしゃいだ妹はおもちゃを床一面に広げ寝ようとしない。何度も言い聞かせ、ようやく妹をベットに寝かす事ができた。床一面のおもちゃを片づけ、自分も二段ベットの上に上がる。しばらくすると突然姉が「家政婦さんが来た!迎えに行こう!」と言って妹を起こし、外に出ようとする。妹は外に出るなとあれだけ言われたので「嫌だ」と駄々をこねるが、姉は強引に妹を連れて家の外へ飛び出す。そして隣の家まで走り始めた。 隣の家に着き、姉が話したことそれは・・・ 「2段ベットと床の間にナイフを持った男が潜んでたんです。妹のおもちゃを片している時、気が付いたんです」。 と、僕が昔仕入れた話はこんなようでした。・・・ ようやく本編、この「都市伝説」をテーマとした9話からなる短編集。口裂け女の話を怪奇的ではなく、ラブロマン的に新たに創作した"わが愛しの口裂け女"。落武者に関する怪談をこれまた別の視点の怖さで描いた"飢えている刀鋩"。学校の怪談の定番を上手く料理した"見るなの本"。死後の不思議な感覚をライトに描いた"名残"、などなど。一瞬「これ都市伝説か?!」と思ってしまうものもありますが、そこは大目に。個人的には、若干苦笑してしまいましたが、ラストシーンが見事な"わが愛しの口裂け女"がお勧め! KEY WORD>>平成都市伝説 9人の作家が都市伝説をテーマに物語を作成したオムニバス作品。夜のバス停で助けた女性はなぜか大きなマスクをしていた。助けた後も、会う事を重ねていた二人であったが、その女性には不思議な癖があった。その癖を知った主人公は・・・。口裂け女の物語の恐怖を脇に置いて書かれた作品"わが愛しの口裂け女"より。 Posted by ブクログ 冥王の花嫁 奥田哲也 ホラー寄りのミステリと言うより、ミステリ的な部分は添え物で、ホラーと考えた方がよさそうではある。ただ扱っている事件そのものの陰惨さグロテスクさに比べて、語り口は極めてユーモラス。所謂スプラッタで、ホラーじゃなくてコメディに振れてしまったものが、たまにあるけど、あの手ともちょっと違うのだな。ファルスと...続きを読む呼べばいいのかも知れない。唯一無二の個性だなとは思います。 Posted by ブクログ 冥王の花嫁 奥田哲也 首を切断して、それを腹部に押し込むという殺人方法は猟奇的だが、実際の解体などの描写はないので、それほどグロいとは感じない。主人公の深町刑事と検視官との会話や、事件を解き明かす切れ者だが変人の舞台演出家の団精二との会話は皮肉やユーモアにあふれていてなかなかいい。殺人動機が、だからどうしたという感じでは...続きを読むあるが、読ませる文章なので、よしというところかな。 Posted by ブクログ 三重殺 奥田哲也 首なしバラバラ死体が見つかってでも犯人は死んでたり被害者は生きてたりする話。 面白いんだけど、読者置いてけぼり感がハンパない。何が謎で、何でそんな推理になって、どこまで分かってて、何が分からないのかが、全然見えない。そのまま最後まで行ってしまった。 Posted by ブクログ 奥田哲也のレビューをもっと見る