作品一覧
-
4.21巻1,320円 (税込)1年前にAVを引退、女優へと転身を遂げた元AVオブ・ザ・クイーン穂花。しかし、カタガキでは到底語れない「穂花」自身がここにいる。その、あまりに壮絶な「日常」に驚愕。施設、誘拐、虐待、借金、拉致、AV……そして最後に語られるこの本に込められた本当の意味とは? AV時代の穂花を知っているかどうかは関係ない。現在に悩み、そして今を必死に生きる全ての人に読んでほしい1冊。AV引退から1年、女優になった穂花が「今」書いたことに意味がある衝撃の著作。
ユーザーレビュー
-
Posted by ブクログ
これは、すさまじい本でした。
著者である穂花さんの人生ももちろん壮絶なのだけど、一七四ページあたりからはじまる、私的な母へのメッセージがすごい。この本に賭けている思いが大きすぎて、なんともいえない気持ちで読んだ。
このひと、こんな人生を歩んでいたんですね。壮絶な人生だったからこそ、誰も信じることができなくなった。誰も信じることができなかったからこそ、籠の中で、飛び立つことがいままでできずにいた。
最後にあった「今でも、私は、お母さんを愛してます」が胸にズシンとくる。穂花さんのいうとおり、本書の続編があるとしたら、穂花さん自身の人生なんでしょう。
表紙に「Mama, I Love you」って書