米本昌平の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • バイオポリティクス 人体を管理するとはどういうことか
    [ 内容 ]
    人の命はいつ始まるのか―この問いがアメリカで大統領選挙の争点となり、ヨーロッパで法制化が急がれる原因となっているのはなぜか。
    臓器移植や人体商品の売買が南北問題を激化させ、韓国で起きた科学史上稀に見るスキャンダルも、そうした動きの一例として位置づけられる。
    今や生命倫理は政治問題となっ...続きを読む
  • バイオポリティクス 人体を管理するとはどういうことか
    ゲノム情報の取扱いや臓器売買、ES細胞など、バイオテクノロジーによる人体の細分化・商品化に対して倫理学はインフォームド・コンセントと自己決定という手続き論に終始し、こうした流れを推し進めるばかりであった。これには政治的な関与が必須であるが、医療を経済活動(米国)とみるか、福祉(欧州)としてみるかによ...続きを読む
  • バイオポリティクス 人体を管理するとはどういうことか
    ゲノミクス/プロテオミクスの技術革新からズレるバイオエシックス(生命倫理)の限界からバイオポリティクスへと転換する現状。自己決定の個人主義的自由を重要視する米と、人体的自然の公共管理として政治化する仏、臓器ツアーで産業医療化するインドなど。また、どこからが人間(生命誕生)かを問う欧米キリスト教圏と、...続きを読む
  • バイオポリティクス 人体を管理するとはどういうことか
    フーコーは「バイオ=ポリティクス」という言葉を、『性の歴史第1巻:知への意志』で用いており、そこでは人間の身体機能の利用に関する支配と対を成すものとして、生物学的な「種」の側面に介入し管理する権力の働きが考えられています。具体的には、繁殖や誕生、死亡率、健康の水準、寿命などの管理に関わる権力を意味し...続きを読む
  • 独学の時代 : 新しい知の地平を求めて
    アカデミズムの外で生命科学や科学史の研究に取り組んできた著者が、みずからの知的変遷を語った本です。

    大学紛争の経験を経て、アカデミズムの権威主義と、講壇生物学の知的硬直性に批判を抱いた著者は、京都大学で生物学史を教えていた白上謙一から知的刺激を受けます。さらに、生気論の立場を取ったためにほとんど禁...続きを読む

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