バイオミミクリーへの関心から派生して「昆虫」の本を読んでみる。
そういえば子供の頃は、昆虫好きだったなと思い起こしつつ、最近の「昆虫」への関心は、1年半くらい前に宮古島でキャンプをした時にスタートしている。
自然のなかで、ボーとしたり、散歩したりしているなかで、目の前を蝶とか、蛾とか、色々、昆虫
...続きを読むが飛んでいる。
ふと、こんなに小さなものが、どうやって飛行を制御しているのだろうという疑問が湧いた。
小さの蝶の大部分は、羽で胴体の部分は限りなく小さくて、脳もほとんどないに等しい大きさ。
こんな小さな脳でどうやって様々な情報を処理して、それを動きに伝達して、風とか、色々な条件の変化に素早く適応しているのだろう、ということが不思議で仕方なかった。
昆虫は、なんだか地球外からやってきた生命というか、高性能の工学機械のような気がした。
という感じで、この本を読んみた。
新書にしては、かなり本格的な本かな?素人的には細かいところはついていけないところもあったが、興味の対象は全く同じかな?
こんな小さな脳でどうしてこんなに複雑なことをなしているのか?
ということ。
純粋に好奇心が満たされるとともに、そのメカニズムを知ることは、色々な領域で応用できそうな進化的な知恵がたくさんあることに納得した。