ユーザーレビュー 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書) 高橋弘樹 / 斎藤幸平 / 小島武仁 / 内田舞 / 成田悠輔 少子高齢化や格差社会など、明るい話題の少ない日本にも、大谷以外でこんなにも凄い人がいるのかと、少し嬉しくなる一冊。これからの日本、イヤイヤ世界をよろしくお願いします Posted by ブクログ 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書) 高橋弘樹 / 斎藤幸平 / 小島武仁 / 内田舞 / 成田悠輔 4人の天才たちとは,成田悠輔,斎藤幸平,小島武仁,内田舞。それぞれ,外国でも注目されている日本の知性たちです。 このうち,わたしが著作を読んだことのある人は,斎藤幸平さんだけ。 どの方の意見も,説得力に富んでいて,なかなか刺激的でした。 本書の編集者である高橋弘樹氏は,「おわりに」で次のよ...続きを読むうに述べています。 この本はぜひ,ゆるめのBGMのかかったカフェや,ヒーリングミュージックのかかった寝室でゴロゴロしながら,読んでいただければと思います。(本書,207ぺ) わたしは,テレビが鳴っている様な場所では本は読めないのですが,自宅の炬燵に寝っ転がって,延べ4時間くらいで読み終わりました。そしてそれなりに主張も頭に入りました。編集者の意図が実現されていると言ってもいいでしょう。 Posted by ブクログ 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書) 高橋弘樹 / 斎藤幸平 / 小島武仁 / 内田舞 / 成田悠輔 これからの日本社会はどう変調していくのか。 4人の天才たちが最先端の知性で未来予想する。 これからの自分の在り方にも参考になる本。 Posted by ブクログ 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書) 高橋弘樹 / 斎藤幸平 / 小島武仁 / 内田舞 / 成田悠輔 知的好奇心を満たす程、深くロジカルに考察を述べたり、新説が披露されるような本ではない。寧ろ、本著の素晴らしさは、それとは真反対の所にあり、天才たちを手の届きやすい場所まで引き下ろしデフォルメ化する事で、人への興味から学問への入り口に足を踏み入れやすくしている狙いにある。マッタリと読めて、穏やかな気持...続きを読むちになる。 意識してそうしている、というのが日経テレ東大学のプロデューサーでもある高橋弘樹氏。コンセプトを補強するのが巻末の天才たちのプライベートエピソードだ。打ち合わせ中にいきなりセロリを食べ始める成田悠輔。会食に牛肉を選ばない斎藤幸平。社会制度上嘘をつかなくてはいけないと言うストレスをアルゴリズムで解決しようとする小島武仁、ダイの大冒険が好きだという。音楽家との出会いを求めてスーパーマーケットまで追跡した内田舞、旦那さんはチェリスト。 興味関心、ファンである事を入り口にして、自らの好奇心を満たす事は大切だ。人間は個人としての限界を自覚し、ある領域以上の思考については、他者との関係性により決定していく生き物だ。我々が常に持っている答えとは限定範囲における現実解であり、それは必ずしも学問を積み重ねた巨人の肩から見える答えや、全知全能に世の中を知り尽くした上での合理的な最適解ではない。最適解を知る努力をしながら、現実解と折り合いをつけながら生きている。天才とは、最適解っぽさの預言者なのだろう。天才やカリスマに付託して思考や統率を任せる、自らは羊のように。時にそんなマッタリした休息も良いのではないだろうか。 Posted by ブクログ 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書) 高橋弘樹 / 斎藤幸平 / 小島武仁 / 内田舞 / 成田悠輔 コンセプト通り、ゆるくキャッチーに、新進気鋭の知性に触れることができ満足です。世界の知性に聞く、というようなこれ系の世界版はよく目にしますが、日本版はあまり出会ったことがないので、もっと増えてほしいと思いました。 Posted by ブクログ 小島武仁のレビューをもっと見る