ユーザーレビュー アドラーおばあちゃん 谷口のりこ / 土居一江 よし子ちゃんのキャラが面白くて、ずっと読んでいたかった。会議の場面なんて、爽快。私の言動は静香に近いので、静香のイライラやモヤモヤを自分のことのように感じた。アドラー心理学を生活に取り入れると、ストレスが減りそう。そして最終的に「自分の人生を生きる」喜びを感じたい。 ○「原因論」ではなく「目的論」...続きを読む。人は、意思による「目的」があって行動している。(会議で発言しないのは「黙ってたら問題が起こらない」という成功体験を、今も持ち続け、「問題を起こさない」と言う「目的」を昔も今も同じように追求している。言わないほうが楽だ、このままの方がいいと思っている。目的のためにそういう行動をとっているわけだ) ○ 相手が自分のことをどう思うかは、相手の課題「他者の課題」である。誰の課題なのかを分離して考え、「他者の課題」に介入しない。まず、自分がどうしたいかをはっきり伝え、それで相手がどう思うかは「私の問題じゃない」ってはっきり分ける。誰からも嫌われたくないと思っている限り、本当の自由は手に入らない。 ○視野を広げて、苦手な人や嫌いな人の本来持っている力(パーソナルストレングス)を見つける。見方を変えれば短所と思っていた点も長所に思えてくる。嫌いな人、苦手な人の中に「自分自身」を見ていることがある。 ○「勇気くじき」をしない。できなかったことに注目するのではなく、今まで頑張って少しでもできるようになったと言う「できたこと」に注目する。そうすると、自信が持てて、また次に何かをするときに自信が持てる。 Posted by ブクログ アドラーおばあちゃん 谷口のりこ / 土居一江 対等に横の関係を築く が特に目からウロコでした ほめる事は良い事だと思って、そうしてきたけど、果たして今までの誉め方は 縦の関係 なのではないか、、、 良い事だと思ってしていても、相手の受ける印象は違っていたかもしれないと気付かされました 今読んで良かった、子育てにも仕事にも活かせる本です。 お...続きを読むばあちゃんと静香のやり取りから学べるのでサクサク読めました! Posted by ブクログ アドラーおばあちゃん 谷口のりこ / 土居一江 読み始めてすぐに既読感があったが、『物語でよむアドラー心理学』(泰文堂)を再編集したものだった。 職場、恋愛に悩み、あるいは夢に蓋をした、生きづらい生き方をしている主人公静香が、大学でアドラー心理学を教えていた祖母(の妹)や職場の新人でアドラーの申し子的なよし子ちゃんに教えられながら、悩みを乗り越え...続きを読むて成長していくストーリー。 アドラー心理学の理論や用語を学ぶというよりは、具体的な活用方法として分かりやすい。 目的論について、そのような仕組みとしてではなく、効果的な考え方の方法として受け止めることができた。また、課題の分離でとどまることなく、共同体感覚をもって関わる・支援するというあり方も大切なことと感じた。 元の方の感想にも書いたが、よし子ちゃんの正体・バックグラウンドが気になる。 17-19 Posted by ブクログ 土居一江のレビューをもっと見る