松本直樹の作品一覧

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2024/02/16更新

ユーザーレビュー

  • 神話で読みとく古代日本 ──古事記・日本書紀・風土記
     『古事記』『日本書紀』の内容を恣意的につなげ、イメージとしての「記紀神話」を代補するのではなく、『古事記』『日本書紀』『風土記』がどのようにそれぞれの「神の物語」の世界を構築しているか、そして、その背景にどのような権力の関係が見えてくるかを検討すべき、というのが本書のスタンス。『出雲国風土記』が、...続きを読む
  • 神話で読みとく古代日本 ──古事記・日本書紀・風土記
    古事記・日本書紀は、大和政権の正当性を説くために作られた建国神話である。神話力を維持するために地方の神々を取り入れて、国民に受け入れられるよう綿密に計算されている。

    「神話力」という説明は説得力があり、神話の新しい読み方を学べて視野が広がった。日本書紀や古事記はまだ読んだことがないので、それらを読...続きを読む
  • 神話で読みとく古代日本 ──古事記・日本書紀・風土記
    日本最古の歴史書である『古事記』と、漢文で書かれた正史である『日本書紀』
    同じような内容を書いているが、よく読むと細かな部分が結構違う。
    ということは、学生時代に習った。

    稗田阿礼が暗唱した物を書き写して編纂した『古事記』の方がとっつきやすく、分量も少ない。
    だからそれほど『日本書紀』については知...続きを読む
  • 神話で読みとく古代日本 ──古事記・日本書紀・風土記
    『古事記』『日本書紀』および『出雲国風土記』を、大和政権が神話を通じて統一国家のイデオロギーを創出しようとする政治的な力学の中に置き、そのドキュメントとして読み解く試みです。

    民衆によって信仰されていた神々の物語には、当時の人々の生死や社会の道徳を支える「神話力」がそなわっており、この力を利用する...続きを読む
  • 神話で読みとく古代日本 ──古事記・日本書紀・風土記
    神話と昔話の違い。神話は伝承するもの。いにしえのこと。いにしえとは、かつて通ったところ(去にし辺)。むかし、は向こうの岸、で今は違う、という意味。

    ペルセウス・アンドロメダ型神話=怪物と乙女の生贄と英雄の退治物語=ヤマタノオロチ

    バナナタイプ型神話=選択したために死ぬことになった。アダムとイブの...続きを読む

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