気になってはいたけれど、手に取る勇気がなかなか出なかった本、ようやく読みました。
後悔しているとまでは言わないけどさぁ、日々大変な思いで生活してるんだわ~
私はそんな平凡なワーママですが、ハッとさせられるフレーズがたくさん出てきました。
ママ達にとっては、自分の気持ちが言語化され、俎上に載せて
...続きを読むもらえたカタルシスがあると思います。
また社会が無意識に女性に課している「理想」が、今の時代にもまだまだ存在して女性を苦しめていること、あらためて再認識できました。
こうしたバイアスを顕在化させることなしに少子化対策は語れないと思うんですよね、政治家さんの必読書に認定して欲しい位です。
私も産まなければ多分、女性であることにここまでの苦しさは感じなかったと思うんです。
「男性」と同じように働きお給料をもらう生活を長く続け、このまま定年でも良いと思っていました。
ただ産まない事が夏休みの宿題のように引っ掛かり続け、結局40歳という年齢で産むことになりました。
この本について様々な意見があることは想像に難くないですが、私にとっては産前産後の(色々な意味での)辛さを少し、軽くしてくれた本です、感謝。
読書を続けていると、時々こういう脳天に突き刺さるような本に出会えるんですよね。
(止められないわけです!)