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  • 太平洋戦争陸戦概史
    4.0
    1巻1,166円 (税込)
    太平洋戦争の陸戦の全局面を,物動,編成,兵器,動員人員などあらゆる角度からはじめて総合的に把握し,記録した画期的な書.元陸軍大佐で参謀本部の中枢にあり,敗戦時陸相の秘書官であった著者が,苦労をはらい収集した豊富な資料を駆使して正確に記述する.

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  • 太平洋戦争陸戦概史

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争の陸戦を記録した書籍である。著者は元陸軍大佐で参謀本部にあり、敗戦時は陸軍大臣の秘書官であった。
    本書の優れた点は大日本帝国陸軍の問題点を分析したところにある。それは精神主義や根性主義と呼ぶべきものである。これは今日では当たり前となっている結論であるが、終戦から早い時点で陸軍幹部自らが結論付けているところは真面目に向き合っている。
    恐ろしいところは現在の日本の公務員組織も日本陸軍の駄目なところを継承しているように感じられるところである。情報を公開しない点や責任を取らない点がある。ミスをした人間への責任を明らかにしない。大きな問題になれば転勤させ、ほとぼりが過ぎると戻される。また、自組

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    2021年08月01日

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