永井陽之助の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 新編 現代と戦略
    岡崎久彦氏との国家戦略に関する論争から生まれた書である。防衛論争の座標軸、安全保障と国民経済、ソ連の脅威、有事、戦略的思考、摩擦と危機管理、そして岡崎氏との対論からなる。著者は吉田ドクトリンを肯定する立場。清水幾太郎、森嶋通夫といったその他の論者についても触れており、日本の戦後の国家戦略論がどう変遷...続きを読む
  • 歴史と戦略
    オリジナルは1985年の出版。クラウゼヴィッツの「戦争論」を下敷きに、真珠湾の奇襲攻撃、核の下での抑止と挑発、情報戦、レーニンとヒトラーの比較、戦争の目的と手段等々について、記述している。

    印象的な具体例をあげると、以下のようなものがあった。
    【太平洋戦争】
    太平洋戦争に至る経済制裁という名の非軍...続きを読む
  • 歴史と戦略
    第4章戦争と革命
    ドイツは対内的には全体主義的ではなく自国民については甘やかしすぎであったとの見方。ソビエトこそが対内的に全体主義を徹底させた。一方でスターリンの対外政策は全体主義と言うよりもリアルポリティクスであるとの評価。
    国民国家の成立以後、戦争は総力戦化。ナポレオンのような天才は再現性がない...続きを読む
  • 歴史と戦略
    このところの新型コロナウイルスに関する政府の失策に対するヒントがあるのではないかと思って読んでみました。

    ちょっとその事前の予想・期待とは違いましたが、8月と言う時期にぴったりな、太平洋戦争にまつわる日本の選択と失敗が描かれていて、非常に勉強になった。

    太平洋戦争は、異なる文化間の戦いであること...続きを読む
  • 歴史と戦略
    個人的には「失敗の本質」と双璧を成すと思う良書。
    WWⅡにおけるヨーロッパでの戦いと太平洋での戦いを中心に各戦闘における特徴と共通点をあぶりだし、
    それらがなぜ成功したのはもしくは長期的に見て敗北となったのかを考察している。

    目次は
    ・奇襲
    ・抑止と挑発
    ・情報とタイミング
    ・戦争と革命
    ・攻勢と...続きを読む

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