田中洋美の作品一覧

「田中洋美」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 国語をめぐる冒険
    面白かった。二章の歌占の話や、三章の物語の裏を読む読み方が、正当な読みの際ぎりぎりを攻めるテクスト論の限界って感じ。歌占はむしろ自分に引きつける点でアウトかもしれないけれど、テクストを自分のものとしてあそぶのは面白い。
  • 国語をめぐる冒険
    山月記、走れメロス、
    そんなふうにも読めるのか!
    普段の授業では、オモテの読み方しかしないから、
    ウラの読み方、新鮮だったなあ。
    しかも、有難かったのは、
    授業でやるオモテの読み方も尊重してくれているところ。

    文学を受験で扱うのは難しい。
    でも、文学を授業で扱うのは、やっぱり意義があると私も思いま...続きを読む
  • 国語をめぐる冒険
    国語に関する本は多くの数があるが、この本は出版が2021年8月とあり、その中でも新しい本である。英語を学ぶべき、という風潮は日本の社会に、とりわけ若手の社会ではとても力のあるものとなっている。そんな「当たり前」を打破するにはもってこいの本。
  • 国語をめぐる冒険
    偶然にも、同じく、ジュニア新書の『読むという冒険 イギリス児童文学』と同時期に読む。
    こちらは五人の著者による共著。ゆえに、やや語りがとっちらかっているが、国語と中高生をつなぐ新書を読んだのは久しぶりなので、新鮮に感じた。
    1章…導入にふさわしく、軽くて楽しく読みやすい。
    2章…突然の占いの話。和歌...続きを読む
  • 国語をめぐる冒険
    国語の専門家が一章ずつ分担したものだが,それぞれが「冒険」というキーワードで関連付けられている.国語の夢を説く本である.
    国語は役に立つ良い学科だというのが全体としての主張であるが,あまりにも国語や小説や文学の「副次的」効果を強調しすぎているように感じた.
    心を知るための学問は国語だけではない.心理...続きを読む

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