知人にずっと無職のご主人がいる。
体調不良で休職からの無職。
家事は炊事以外はするそうで、奥様のパート収入とご主人側の親からの援助で暮らしている。
『体調不良だから仕方がない』『コロナで不景気だから』『腕が痛い』『なんとなくだるい』からのもう3年目。
簡単でいいから、給料は安くてもいいから、とにか
...続きを読むく働きに出て欲しい。
知人の言葉とこの本の作者の悲鳴がリンクした。
家に居られる事が苦痛なのだ。
その気持ちを知ってか知らずか、ご主人はずっとのらりくらりと精神的にも物理的にも寄生するのだろうか。
簡単な仕事でいい、と言っている事がそんなに難しい事なのだろうか。
奥様側の気持ちを想像すると、家族を思うならどんな仕事でも頑張れると思うから、働かないのは家族の事を思ってないと悲観してしまうのではないか。
ご主人側の気持ちを想像すると、嫌なことからは逃げないと心と体を壊してまた無職になってしまうからもっと元気になるまでは現状維持で良いよね、と言った気分なんだろうか。
少なくとも知人のご主人はお話を聞く限り、働けないのではなく、働かない人なんだなと思う。
何にしろ働かない男は割とゴロゴロいるし話が通じないのが鉄板なんだ、と思える1冊でした。