作品一覧 2023/10/12更新 「ウルトラQ」の誕生 試し読み フォロー 「ウルトラセブン」の帰還 試し読み フォロー 「ウルトラマンA」の葛藤 試し読み フォロー 「ウルトラマンタロウ」の青春 試し読み フォロー 「ウルトラマン」の飛翔 試し読み フォロー 「怪奇大作戦」の挑戦 試し読み フォロー 「帰ってきたウルトラマン」の復活 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 白石雅彦の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 「ウルトラマンタロウ」の青春 白石雅彦 タロウはたぶんウルトラマン原体験で、バードンにはトラウマも受け付けられている。 そんな昔を懐かしもうと軽い気持ちで読んでみたが、レベル7オタク向けの濃い目の内容であった。レベル3くらいだとふんいきは楽しめても濃さについていけないところがある。ファン向けでもあろうが、史料であらんという著者の意思を感じ...続きを読むる。 とはいえ、内山まもるがウルトラの国をデザインしただとか、初耳にして意外な事実を知ることもできた。 Posted by ブクログ 「ウルトラセブン」の帰還 白石雅彦 テレビ側と視聴者のニーズのズレがあったままだったんだ 後半は現場も空気が悪かったんだな 監督によってタイプがあったんだな 成城など馴染みのある店が出てくる テーマ主義エンタメ主義 視聴率との戦い マイティジャックの失敗 沖縄の話 色んな未出の話や宇宙人があって面白い 脚本おもしろい いかにしていい番...続きを読む組にしていくか知恵をねりあげる様子 チームプレー ノンマルトの話、酒の席 円盤が来たの裏話 子供たちおいてけぼり 視聴者がどんなものを見たいか欲しているかマーケティングが大事なんだな! 『ウルトラセブン』は、『レッドマン 覚え書き』に記された〝大人の鑑賞に堪えるものを、但しこれまでの圧倒的な支持を受けてきた低年齢層の理解の範囲を超えない事。つまり、サービス精神を忘れない〟を目指して制作された番組だった。だがこの文言が、どっちつかずに思えてしまうのは筆者だけだろうか? Posted by ブクログ 「ウルトラマンA」の葛藤 白石雅彦 このような時期にスタートした『ウルトラマンA』は、他番組との差別化、視聴年齢層の低下という二つの問題をクリアするために、いくつかの斬新な設定を試みている。男女合体変身、ウルトラ兄弟の登場、怪獣を超える超獣の登場、シリーズ初の共通の敵、ヤプールの存在などがそうである。ヒーロー、ウルトラマンAのデザイン...続きを読むも戦闘的で派手になり、多彩な光線技や切断技を繰り出して子供達の目を楽しませた。 その意味で超獣という発想は、キャラクターのマンネリ化にいち早く対応した新機軸だったと言える。 三人の脚本家を競わせるという試みには、『帰ってきたウルトラマン』以上の企画を産み出そうという橋本の気迫が感じられる。そして前作の上原正三に代わって、シリーズのメインライターを市川森一に、というのは、橋本洋二の当初からの構想だった。 脚本かにとって超獣の解釈が違う 僕は『帰ってきたウルトラマン』の頃から言っていたんだけれども、ウルトラマンより怪獣のおもちゃがよく売れるのはどうして? ということ。でも誰も答えられない。子供は、昆虫とか爬虫類が好きなんですが、それが、怪獣を好きになることとつながっているんだと思います。 人間が成長するのがテーマ、ドラマの最大の力は想像力 特撮もので人間ドラマをかくのは好きじゃない アニミズムの権化 男女合体の行き詰まりからの石堂さん自由 理屈はないけどおもしろけりゃい 具体せいのあるワンシーンをいかすためにつじつまあわせをする テーマじゃなくてワンシーンが妙に具体性があってそれを軸に発展できるものが見つかったら一気に行くスタイル 自分は張り手で押していく作風 エースの最後は自分で落とし前をつけろ メインライターの面目たもって敗北宣言せずにすんだ 脚本家の傷になってはならん 内容の差別化の苦労 前半戦での視聴率の低迷 設定変更 レギュラーの突然の降板 メインライターの降板 最終回での復帰 かえまんと似たような道筋 男女合体やヤプールの存在など、初期設定をいかしきれなかったことによる度重なる路線変更は番組のトータルイメージをあいまいなものにした Posted by ブクログ 「帰ってきたウルトラマン」の復活 白石雅彦 ブルマァクの由来 第二次怪獣ブーム 人間ドラマや成長物語、すポコン 内部対立不評 ウルトラマンはアウフヘーベン 監督脚本は人それぞれ、スタイルがある テーマ重視 ハッピーエンドを避けて、めでたしめでたしを覆すのを意識的にやる 序破急 33話げきぎれ 円谷一の功績、借金返済 視聴率の回復 俳優のスケジ...続きを読むュールあわせにこっちが巻けちゃいけない 変わるなら変わるでやっぱり劇的にして、その印象みたいなものを見てる人に残さなきゃいけない 反権力の作家 グロテス星人の三下ぶり たいけんてきにひとのうらがわを観察する術をみにつける 商業ベースにのせられたくない 原因はいくつか考えられる。『帰ってきたウルトラマン』は、当時のラディカルな世相を反映したような、組織内の対立のドラマだった。MAT隊員達は(主に主人公の郷と他の隊員達が)毎週のようにいがみ合い、反目した。つまり初期のエピソードにおける最大の敵は怪獣ではなく、MATという組織の内側に存在したのである。それゆえ、本来主役であるはずの怪獣の魅力が薄れてしまい、子供達の共感を呼べなかったのだ。 また予算的な制約で、第三話以降、山中など、殺風景な場所での戦いが続いたこともマイナスだった。さらに第四話「必殺! 流星キック」、第六話「決戦! 怪獣対マット」と、ウルトラマンが怪獣に敗れる展開が一週空けて続き、伝家の宝刀スペシウム光線でスカッと怪獣を倒す無敵のウルトラマン、という方程式が崩れたことも原因の一つとして挙げられる。 Posted by ブクログ 「帰ってきたウルトラマン」の復活 白石雅彦 「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラ セブン」の制作現場をドュメントしたシリー ズの続編です。 今でこそ傑作として評価が高いウルトラセブ ンですが、やはり特撮にはお金がかかるため 借金を重ねたので、とても続編を作る余裕は なかったらしいです。 なのでウルトラセブンの後の「帰ってきたウ ルトラ...続きを読むマン」までの間隔は、なんと2年半ほ ど空いているのです。 TV局側はもともとシリーズ化の考えはなかっ たようですが、制作側の円谷プロは違いまし た。特撮に情熱を傾け続けていたのです。 晴れて放送が実現しましたが、内容がヒュー マニズムなど高度な内容であった為に、子供 らに受けなかったとか。 このあたりは後年見直されたウルトラセブン とは違い、あまり知られていない点です。 この当時から、視聴率という数字を上げるた めに、裏方がどれほど悪戦苦闘してきたかが 描かれていて、読んでいて楽しいです。 熱い時代の熱い作り手の想いが伝わる一冊で す。 Posted by ブクログ 白石雅彦のレビューをもっと見る