藤原聖子の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 日本人無宗教説 ──その歴史から見えるもの
    この本の素晴らしい所は、いままでの無宗教研究をまとめ、
    また明治-現代まで無宗教がどう語られてきたのか、その資料をまとめている点です。

    1.いままでの無宗教研究まとめ
    阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』と礫川全次『日本人は本当に無宗教なのか』が
    冒頭文で紹介され、こうした先行研究を踏まえているこ...続きを読む
  • 日本人無宗教説 ──その歴史から見えるもの
    この著者が本当に言いたい事は何か?
    それは、日本に西洋からなる宗教に対する概念を日本に適応させてしまっがために不適合を起こしてしまった。だから、宗教と無宗教の区分けをしている基準は何かそれを問い直し、日本独自の宗教に対する解釈を与えなければならない。これが、この著者が言いたいことである。
    多神教は、...続きを読む
  • 宗教と過激思想 現代の信仰と社会に何が起きているか
    宗教において安易に混同してしまいそうな「過激主義」「過激派」「原理主義」「異端」をイスラム教のみならずキリスト教、日本神道、ヒンドゥー教や仏教等を事例に詳しく解説している。

    ―多くの人が「一理はある」と認めている思想を突き詰め、いさぎよく振り子を一方向に振り切ったもの、それが過激思想なのだ。(終章...続きを読む
  • 日本人無宗教説 ──その歴史から見えるもの
    一般的に日本人は無宗教であると考えられています。しかし、一方で初詣には神社に行き、大晦日には除夜の鐘を聞き、キリストの生誕祭であるクリスマスを祝う日本は多様な宗教の国であるようにも思われます。
    実は、こうした「日本人は宗教がない」という言説は幕末に来日した外国人以降、長らく多くの言論人によって語られ...続きを読む
  • 宗教と過激思想 現代の信仰と社会に何が起きているか
    世間で「過激思想」と呼ばれているものの「正体」をつかまえようという本。イスラム過激派だけでなく(ここで最初にイスラムが出てくるのが既に偏見だが)、世界宗教のキリスト教、仏教、民族宗教からはヒンドゥー、ユダヤ、神道を取り上げ、「過激思想」と呼ばれるものの共通の特徴を探る。また「異端」や「悪魔崇拝(サタ...続きを読む

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