認定NPO法人難民支援協会の作品一覧

「認定NPO法人難民支援協会」の「故郷の味は海をこえて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本に暮らす「難民」とよばれる人たちがたどってきた道のりを、故郷の料理に宿された記憶からひもとくノンフィクション。「難民」というと、海を隔てた遠くの人たちと思われがちですが、2018年に日本で難民申請をした人びとは1万493人もいます。それに対して、同じ年に難民認定を受けたのは、わずか42人です。よりよい共生社会をめざして、まずは私たちの無知や無関心をなくすことから始めましょう。
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

    Posted by ブクログ

    日本にいる難民の方々たちに焦点を当てた一冊。
    やむを得ず母国を離れることになったのはなぜか、日本で難民認定されるまでの辛い日々、そして、故郷の味、母の味がどれだけ彼らの支えとなったかについて、小学生(高学年)にもわかりやすく書かれている。
    掲載されているのはネパール、ロヒンギャ、ミャンマー、シリア、バングラデシュ、カメルーン、カンボジアから来た方たちの話です。

    故郷から遠く日本に来て、同じ食材が手に入りにくい中でも、毎日、故郷の食事を作り・食べ、元気をもらう。
    誰でも旅行や留学で外国に行き、現地の食べ物に飽きて日本食を懐かしく思うものだ。
    しかし、彼らの故郷の味への想いは、それとは全く別の意

    0
    2023年04月12日
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

    Posted by ブクログ

    安田菜津紀さんによる、迫害を逃れて日本に暮らす難民の人々と、彼らの故郷の味に関するインタビュー。

    表紙のお二人は満面の笑みを浮かべているが、その笑顔にたどり着くまでどれだけの困難があったことだろう。
    殆どの日本人は、彼らのことを知らない。
    彼らがどんな思いを抱えて日本にたどり着いたか。
    やっと安寧の地にたどり着いたと思ったのに、日本で難民と認められるには、幾多の壁があり、並大抵のことでは超えられない。
    それは、日本人である私が簡単に言葉にできるものではない。

    彼らが日本で作る故郷の味には、どんな思いが込められているのだろうか。
    一皿一皿に物語がある。
    是非読んで、味わってもらいたい。

    0
    2022年05月08日
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

    Posted by ブクログ

    児童向けとは知らずに購入。難民の問題は知っているようで知らなかった。こうした事実を丹念に取材し、香ってくるような料理の手触りとともに、強烈な半生をつきつけてくる良書です。子供とともに考え実践していきたい。まずはお店にいってみようかな。

    0
    2020年10月01日
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

    Posted by ブクログ

    自分は難民のことを全然分かっていなかった。
    街のエスニック料理屋さんで働いている外国人が、難民もしくは難民だった、なんて考えたこともありませんでした。
    難民と移民の違いも、ちゃんと分かってなかったと分かりました。
    新聞やニュースで難民のことを取り上げられてるのは、認識してたけど、これからはもっと関心をもって目を向けると思います。
    同じ人間が、私が生まれ育った日本でこんな目に合っていることにショックを受けました。
    子ども向けだけじゃなく、大人向けでもこういう読みやすい本がもっと出るといいなと思いました。
    難民の人にも、元の国やこの日本で人としての生活があると、料理を通じて感じることができるところ

    0
    2020年09月02日
  • 故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

    Posted by ブクログ

    本書で紹介された日本に逃れてきた人たちの出身国だけで7か国。自分が思ったこと、考えたことを言えず、命を危険を感じて、日本にやってきた人たちのその背景を聞くと、なんでこんなことが未だにと思ってしまう。ネパールでのことは恥ずかしながらこの本を読んで初めて知った。いつかトレッキングしたいと思っている国のこと、もっと知りたい。でも、ここで紹介された人たちは「かわいそうな人」たちではない。それぞれがただ安心して暮らしていきたいと思っているだけ。それは、それぞれが食べ親しんできたものと一緒に紹介されるからこそ、ますます感じることができる。故郷の味を大切に、懐かしみながら、この日本で生活している。もっと日本

    0
    2020年01月05日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!