故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる

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日本に暮らす「難民」とよばれる人たちがたどってきた道のりを、故郷の料理に宿された記憶からひもとくノンフィクション。「難民」というと、海を隔てた遠くの人たちと思われがちですが、2018年に日本で難民申請をした人びとは1万493人もいます。それに対して、同じ年に難民認定を受けたのは、わずか42人です。よりよい共生社会をめざして、まずは私たちの無知や無関心をなくすことから始めましょう。

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故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    日本にいる難民の方々たちに焦点を当てた一冊。
    やむを得ず母国を離れることになったのはなぜか、日本で難民認定されるまでの辛い日々、そして、故郷の味、母の味がどれだけ彼らの支えとなったかについて、小学生(高学年)にもわかりやすく書かれている。
    掲載されているのはネパール、ロヒンギャ、ミャンマー、シリア、

    0
    2023年04月12日

    Posted by ブクログ

    安田菜津紀さんによる、迫害を逃れて日本に暮らす難民の人々と、彼らの故郷の味に関するインタビュー。

    表紙のお二人は満面の笑みを浮かべているが、その笑顔にたどり着くまでどれだけの困難があったことだろう。
    殆どの日本人は、彼らのことを知らない。
    彼らがどんな思いを抱えて日本にたどり着いたか。
    やっと安寧

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    2022年05月08日

    Posted by ブクログ

    児童向けとは知らずに購入。難民の問題は知っているようで知らなかった。こうした事実を丹念に取材し、香ってくるような料理の手触りとともに、強烈な半生をつきつけてくる良書です。子供とともに考え実践していきたい。まずはお店にいってみようかな。

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    2020年10月01日

    Posted by ブクログ

    自分は難民のことを全然分かっていなかった。
    街のエスニック料理屋さんで働いている外国人が、難民もしくは難民だった、なんて考えたこともありませんでした。
    難民と移民の違いも、ちゃんと分かってなかったと分かりました。
    新聞やニュースで難民のことを取り上げられてるのは、認識してたけど、これからはもっと関心

    0
    2020年09月02日

    Posted by ブクログ

    本書で紹介された日本に逃れてきた人たちの出身国だけで7か国。自分が思ったこと、考えたことを言えず、命を危険を感じて、日本にやってきた人たちのその背景を聞くと、なんでこんなことが未だにと思ってしまう。ネパールでのことは恥ずかしながらこの本を読んで初めて知った。いつかトレッキングしたいと思っている国のこ

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    2020年01月05日

    Posted by ブクログ

    日本に暮らす難民の人達について、丁寧に書かれた本。料理の描写はどれも美味しそうで、食べてみたくなる物ばかりでした。それぞれの人々が大切にしている故郷の味や思い出の話よりも、日本に来た事情、来てからの暮らし、現状、これからの希望についてのお話の方が心に残ります。日本では難民の受け入れがとても少ないこと

    0
    2020年09月24日

    Posted by ブクログ

    「難民」って知っていますか?日本に難民としてやってきた人たちの故郷の料理を通して、日本の難民制度の問題点、難民がなぜ生まれるのかなどについてわかりやすく書かれています。
    この問題を自分のこととして考える大切さを伝えています。

    0
    2020年02月08日

    Posted by ブクログ

    ◇日本で暮らす難民の人々が、どのような理由で故郷を離れたのか、日本の難民受け入れがどのような問題を抱えているのか、について、小学生高学年くらいから読めるような易しさで書かれている。
    ◇出てくる食べ物が、どれもおいしそう!国際交流の入口として「食べ物」は安易かもしれないが、やはりとても良い入口だと思う

    0
    2021年11月24日

    Posted by ブクログ

    まさか自分が難民になるなんてと思っていた方もいた。難民認定を受けることがこんなに難しいとは。日本にやむを得ない事情で逃がれて来た方々の厳しい現実がわかった。

    0
    2020年02月11日

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