ユーザーレビュー クローズアップ藝大 国谷裕子 / 東京藝術大学 芸術はコミュニケーションの一つ。一つのメッセージを伝えるのに、どのアイテムをどのように使い表現するかで伝わり方が全く違う。 そんなことは直接的に書いていないけど、すごくそう思った。 Posted by ブクログ クローズアップ藝大 国谷裕子 / 東京藝術大学 題名に惹かれて手に取りました。藝大って先生が「芸術家」なんですね。当たり前かもしれないけど。それと、典型的なクラシカルな音楽と美術のイメージしかなかったけど、映像、アニメ、デザイン、そして社会との関係構築、課題解決、、、。この世に「アート」と関係ない世界はないんではないかと、自らの狭い認識を打ち破っ...続きを読むていただきました。なダイバーシティなど寛容な思想が広がる一方で不寛容で排他的な息苦しい空気間に満ちている昨今、AかBのどちらか、ではない、CとかDとかを提示してくれるアートの力、切り札ではないでしょうか。 Posted by ブクログ クローズアップ藝大 国谷裕子 / 東京藝術大学 国谷裕子が東京藝術大学で「藝大」を学びながら、「教育」と「アート」と「社会」を考える。 あのクローズアップ現代のキャスター降板後、国谷裕子さんは東京藝術大学理事を務めているという。本書は藝大の教員との対談を通じて、芸術とは何か、社会とのつながり等を考える試み。 あのベストセラーに「秘境」と評され...続きを読むた芸大について、焦点を合わせ正にクローズアップする。大学のHPの企画が発展した本。 各教員の芸術に足を踏み入れるきっかけ、恩師との出会いなど。さすが取材のに長けている筆者ならでは。 コロナ禍や不況でメセナ活動ほか芸術に対する風当たりは強い。そんな中だからこその芸術、アートの大切さを教えてくれる有意義な対談でした。 Posted by ブクログ クローズアップ藝大 国谷裕子 / 東京藝術大学 このタイトルを思いついた時点で優勝という感じですが、藝大の教授陣へのインタビューを中心とした本です。このインタビューに出てくる方々は孤高の芸術家ではなく、どの方も社会とのつながりを考えているのが印象的です。他の教授陣もそんな考えなのか、他の方のインタビューも読みたくなりました。 Posted by ブクログ クローズアップ藝大 国谷裕子 / 東京藝術大学 書店でタイトルを見て、思わず手が伸びました。NHKのドキュメンタリー番組で『クローズアップ現代』のキャスターとして長らくご活躍された国谷裕子さんの著書です。この番組は大好きで、よく見ていました。番組は今も続いていますが、国谷さんが作り出したスタイルは、踏襲されているようです。 著者プロフィールを見る...続きを読むと、1993年〜2016年の間『クローズアップ現代』のキャスターを務め、今は東京藝術大学の理事になられているそうです。そんな縁があって、本書ができたんですね。 芸術と社会との接点を模索している現場の姿を見せていただける書籍になっています。芸術にも様々な形があり、初めて知るものもありました。金属を加工して生み出される芸術作品は、解説を聞かないとなんのことやらわからないと思いました。こんな世界もあるとの学びになりました。また、社会課題を芸術を通して表現していたりした事例も紹介され、とても興味深いものがあります。その道を極め続ける人たちの声を届けてくれます。 Posted by ブクログ 東京藝術大学のレビューをもっと見る