作品一覧

  • 魂をゆさぶる歌に出会う アメリカ黒人文化のルーツへ
    3.9
    1巻946円 (税込)
    ゴスペル,ヒップホップなど,アメリカ黒人のつくりだした文化は,なぜぼくたちを惹きつけるのか.歴史をさかのぼり,彼らの伝えてきた歌や物語を読み解いてみよう.そこは「悪い」が「よい」を意味し,小さな者が大きな者をギャフンと言わせる世界.困難を笑い飛ばし,常に楽しみを作り出してきた魅力的な世界へようこそ.

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  • 魂をゆさぶる歌に出会う アメリカ黒人文化のルーツへ

    Posted by ブクログ

    アメリカ黒人音楽を俯瞰する。内容は軽いが、黒人文化の持つ精神性、良い悪いで悪いが良いという前提条件がきちんとわかったことだけでも十分な書籍。

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    2019年08月15日
  • 魂をゆさぶる歌に出会う アメリカ黒人文化のルーツへ

    Posted by ブクログ

    ゴスペルソング、ブルーズ、ヒップホップ等々、アメリカ黒人文化のルーツをさかのぼり、彼らの歌や物語を読み解いていく内容。著者の最新書「アメリカを歌で知る」を読み終えた後、ルーツ音楽をもっと知りたくなって手に取りました。

    マイケルジャクソンの歌を例にあげての黒人文化の背景に関すること、動物民話に込められた思い、トウモロコシの皮むき歌・ハンマーソングの成り立ち等、ジュニア新書という凝縮された紙幅なのに、とても中身が濃くいろいろと知ることができました。巻末で紹介されている「読んでみよう!」をはじめ、これまでに知らなかった音楽との出会いもあり、とても得した気持ちにもなりました。

    その国の文化を知る上

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    2016年03月22日
  • 魂をゆさぶる歌に出会う アメリカ黒人文化のルーツへ

    Posted by ブクログ

    現代のアメリカのポップカルチャーを牽引するのは、アフリカから奴隷として連れてこられた黒人たちが虐げられながらも手放さなかった独自の文化に由来するものばかり。アフリカン・アメリカンが作りだした歌や物語の裏にある生き延びるための思考法を学ぶジュニア新書。


    先に後藤護の『黒人音楽史』を読みはじめたのだが高度な話が多く、基礎的な知識が足りないので補助線になる本がほしくて手に取った。結果としてこの本はぴったりだった。
    現代の目からはアウトローに見える昔話やブルーズの歌詞が、白人の論理から逃れて生き延びるための術であったこと。キリスト教に改宗し敬虔な人も多いが、やはりアメリカにおけるキリスト教は白人を

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    2024年04月20日
  • 魂をゆさぶる歌に出会う アメリカ黒人文化のルーツへ

    Posted by ブクログ

    奴隷解放で黒人は幸せになったと単純に考えていたが、その理解が粉砕された。アフリカ系のオバマが大統領になったということがいかに偉大であるかということを改めて感じた。差別が解消されるというのは長い時間、想像以上に長い時間がかかるということを、改めて実感した。

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    2018年11月12日
  • 魂をゆさぶる歌に出会う アメリカ黒人文化のルーツへ

    Posted by ブクログ

    アメリカ黒人がつくりだした文化、特にこの本では歌を中心に、奴隷制時代までさかのぼってコンパクトにまとめている良書です。
    奴隷制時代、歌は、仕事や遊びを通して伝承されるもので日常のつらさを笑いやハッピーエンドに変換するものであり、そのあとに生まれるゴスペル、ブルースなどの音楽と比較しています。

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    2017年03月15日

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