八田てきの作品一覧
「八田てき」の「紙の舟で眠る【単行本版】」「遥か遠き家」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
冗談抜きに自分史上過去最高のBLだった。
初読の衝撃は萩尾望都『トーマの心臓』に匹敵するほどで、正直驚いた(要素としても共通する部分がある)。
信仰の皮をかぶった大人のエゴに傷付けられた青年と、家庭問題により大人に絶望した青年。「ここから逃げよう」と車をひたすら飛ばしながら、お互いを通じて自分を見つめ直していく。
圧倒的な画力によって描き込まれた一コマ一コマの美しさに目を奪われる。事実としては終始息苦しい出来事が続くが、読むのが全く苦にならなかった。
BLならではの儚い美しさがギュッと詰まった完膚なきまでの傑作。
とくにモノローグが素晴らしく、服に飛び散った醤油よりも早く濃く心に沁み入る(
匿名
人間の
とにかく絵がお上手です。ファンタジーなのか人間の脳が見せている幻覚なのか、判断が難しいところですが、筋道が通っているので、違和感はないです。