山口裕之の作品一覧

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作品一覧

2022/08/10更新

ユーザーレビュー

  • 「みんな違ってみんないい」のか? ──相対主義と普遍主義の問題
    「正しさは人それぞれ」「みんな違ってみんないい」というような相対主義、「真実は一つ」という普遍主義のいずれをも退け、考えの異なる者同士がともに生きていくために、「正しさ」とは何か、それはどのようにして作られていくものかを、様々な学問のこれまでの議論を概観した上で考察。
    本書の結論としては、「正しさは...続きを読む
  • 「みんな違ってみんないい」のか? ──相対主義と普遍主義の問題
    心地よく聞こえるフレーズが世の中にどういった影響を与えるのか
    意味も影響も知ろうともしないまま使っていた言葉は沢山あります
    自分自身も社会の一部であることは忘れてはいけないと感じた一冊
  • 「みんな違ってみんないい」のか? ──相対主義と普遍主義の問題
    丁寧に丁寧に「人それぞれ」に対する誤りを指摘し、著者の考える対応をしっかりと述べてある。

    最後に書かれている《おわりに「人それぞれ」はもうやめよう》を読むと、ここまで読んできて本当の良かったと思う。

    ついつい『人それぞれだけど〇〇だと私は思います』とか逃げ口上気味に書いてしまう事が多い自分。意識...続きを読む
  • 「みんな違ってみんないい」のか? ──相対主義と普遍主義の問題
    「みんな違ってみんないい」というフレーズに違和感をいだいていた僕にとって、違和感の原因が明確化できたと言える本。

    本来、社会の同調圧力に抗うための言葉であったはずなのに、いつのまにか「お前はお前、俺は俺」という他者の関わりを拒絶するための便利な言葉に成り下がってしまっている。

    章タイトルにあるよ...続きを読む
  • 「みんな違ってみんないい」のか? ──相対主義と普遍主義の問題
    「正しさは人それぞれ」論や「言語が異なると世界の見方が異なる」説などを紹介しながら、「正しさ」がどのように作られるのかを解き明かしていく内容だが、説明の仕方が丁寧な日本語なのでよく理解できた.多くの思想家の引用も多く、当然さまざま言語で理解された上で日本語で説明されていることを思うと、非常によく勉強...続きを読む

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