作品一覧

  • 文豪たちの断謝離 断り、謝り、離れる
    3.5
    1巻1,485円 (税込)
    本書は、文豪ファン、文豪好きの方向けに、12人の文豪が書き残した手紙を「断、謝、離」の3つに分け、文豪たちの本音を紐解きつつ、彼らの断り方、謝り方、別(離)れ方に学ぶという本です。ますます文豪が好きになります!
  • 文豪たちの憂鬱語録
    3.1
    1巻1,386円 (税込)
    「生きてゆくから、叱らないで下さい」(太宰治)、「わがこの虚空のごとき、かなしみを見よ。私は何もしない。何もしていない」(宮沢賢治)など、文豪が人生をはかなみ、社会に唾を吐き、鬱々とさせる言葉には、言いたいことを素直に表現した爽快感があります。本書は、文豪たちの本音ともいえる憂鬱、絶望、悲哀、慟哭に満ちた言葉をすくいとった、ちょっと変わった語録です。文豪があなたの傷ついた心に寄り添い、ソッとなぐさめます。

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  • 文豪たちの断謝離 断り、謝り、離れる

    Posted by ブクログ

    夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、坂口安吾、etc…近代文学の文豪たち。友人、恋人、取引先などなどに宛てた手紙の数々。断る、謝る、離れる、目的は諸々。
    社会人として勉強になるきっと素晴らしい文章が書かれているに違いないと期待すると、相手の立場なんて考慮しない、自分の想いを伝える直球の手紙ばかりで、いい意味で期待を裏切られた。
    チャットなんて無い時代だから短文を何回も交わすわけにもいかず、一通の手紙に凝集された熱情は現代から読むと新鮮。

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    2023年05月15日
  • 文豪たちの憂鬱語録

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    癖のある文豪たち、太宰治、石川啄木、島崎藤村
    夏目漱石、芥川龍之介、坂口安吾、谷崎潤一郎
    宮沢賢治、佐藤春夫、有島武郎を取り上げ、
    簡単な作者紹介とともに、彼らの作品のことばを
    取り上げている。

    しかし、憂鬱な文豪の中には「えっクズ?
    クズなの?」という方がちらほら…。
    遊女を漁りまくる啄木、姪を妊娠させて
    その体験を小説「新生」として書く藤村
    (しかも開き直りとしか言えない内容)

    個人的には「若い時の写真、今ならジャニーズでは。」
    という顔立ちの有島武郎に興味がわきました。
    「或る女」読もうかな。

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    2020年09月26日
  • 文豪たちの憂鬱語録

    Posted by ブクログ

    好きだった作家が嫌いになるかもしれない本。
    著者の悪意かとすら思ってしまう。
    と言っても、ネガティブな文章を集めたとされつつ、美しい表現だと感じるものも多数あり、どう言う視点で読むか迷う。
    「クソ」という表現は好きではないが、石川啄木と島崎藤村の部分はあまりにひどすぎて、こんなにクソ人間だったんだとガッカリの三乗くらい。
    そんな自分を曝け出して文字として残してる部分が作家なのかもしれない。あー、しかし石川啄木と島崎藤村はがっかりすぎる。

    0
    2024年04月15日
  • 文豪たちの憂鬱語録

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「坊ちゃんの時代」で読んだ記憶はあるが、石川啄木のダメっぷりがすごい。
    はたらけどはたらけど‥って働いてねーし。
    島崎藤村もそうとうゲスい。

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    2023年06月15日
  • 文豪たちの憂鬱語録

    Posted by ブクログ

    いわゆる"文豪"と言われる作家たちの、作品の一部を抜き出してまとめたもの。どんな人でも憂鬱な気分になることがあると思うが、それを言葉(文章)にして読者に伝えられるのは、さすが"文豪"!だと思った。芥川『侏儒の言葉』と藤村『新生』を読んでみたい。

    0
    2022年08月26日

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