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Posted by ブクログ
小3から不登校になった著者が大人になって、来し方を振り返り、「先に歩いた人の道」「見たことがない風景」を見せてくれる本。
理由は子どもの数だけあるはずですが、著者の場合は、自分の心を守るためだった、と。周囲に合わせなければいられないと悩み、消えてしまいそうという不安と危機感からの不登校。
大人になる準備のためではなく、子どもとして過ごせた森の時間を特別な時間だったと振り返っていた箇所が印象的でした。
著者が言う「不登校の道を引き受けた自分を不幸にするのも幸せにするのも私次第」に共感。
当事者として大人に伝えたいことは「本人がまず幸せでいてほしい」。
人は楽器、世界はハーモニー。彼女にとって不登