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2017年12月現在、小中学生の不登校者数は13万人を超えた。小学校3年生から学校に行かなくなり、そのまま大人になった著者が来し方を振り返りながら、生き難さを抱える子ども達に温かく語りかける。「不登校児だった過去は、幸福な人生につながる必要な時間だった」と。当時者のみならず、不登校にかかわるすべての人へ贈る一冊。
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Posted by ブクログ
不登校でも大丈夫。末富晶先生の著書。不登校問題は不登校児本人よりも保護者や教師が慌てふためいて過度な心配をしがち。不登校なんてよくある問題で学校に行かなくたって大した問題ではないという気持ちを保護者や教師が持つことが大事。不登校児が大人になって社会で成功して活躍する例なんてそれこそ数え切れないくらい...続きを読むあります。不登校も一つの個性、それくらいの気持ちでいいのかも。
こんなにいい出会いがあるものだろうかと、途中は少し疲れて読むのをやめようかと思ったのだけれど・・・ だって、運の悪い事ばかり起きる子だっているのだから、そしたら、生きていけないじゃないか。 でも、全体として彼女の考え方は素敵だなと思ったので。 現在、不登校中の小学生のお母さんに勧めようか、どうしよう...続きを読むか、思案中です。 もちろん、最初の素敵な出会いが続く場面が引っかかるからです。
小3から不登校になった著者が大人になって、来し方を振り返り、「先に歩いた人の道」「見たことがない風景」を見せてくれる本。 理由は子どもの数だけあるはずですが、著者の場合は、自分の心を守るためだった、と。周囲に合わせなければいられないと悩み、消えてしまいそうという不安と危機感からの不登校。 大人になる...続きを読む準備のためではなく、子どもとして過ごせた森の時間を特別な時間だったと振り返っていた箇所が印象的でした。 著者が言う「不登校の道を引き受けた自分を不幸にするのも幸せにするのも私次第」に共感。 当事者として大人に伝えたいことは「本人がまず幸せでいてほしい」。 人は楽器、世界はハーモニー。彼女にとって不登校は自分がどんな楽器なのかを知る時間だったのだと思います。誰にとっても、大切で必要なこと。
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末富晶
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