ラーラ・プレスコットの作品一覧 「ラーラ・プレスコット」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
ユーザーレビュー あの本は読まれているか ラーラ・プレスコット / 吉澤康子 感動した…!どんな不条理にも苦しみつつも強かに立ち向かっていく女性達の姿が心に響いた。解説にも書かれていたようにイレーナ、サリー、オルガだけじゃなくてそれ以外のその時代を生きた全ての人々(特に女性達)の物語だったんだと思った。まさか恋愛要素も入っているとは驚きで、苦しかったけれど、最後のエピローグが...続きを読む良かった。 Posted by ブクログ あの本は読まれているか ラーラ・プレスコット / 吉澤康子 あらすじから受け取る印象と、読み終わった印象が違う本だと感じた。文学の力を信じる人たちがいてこその文学だと感じた。ただ、1番驚いたのはこの小説が実際にあった出来事をモデルにしており、「ドクトルジバゴ」が実在する事だった。 Posted by ブクログ あの本は読まれているか ラーラ・プレスコット / 吉澤康子 スパイ小説かと思って手に取ったが、恋愛とスパイ小説だった 諜報活動のドキドキ感というのはないが、 歴史的な事実をフィクションを交えて知るということは意味がある本だと思う 著者も実際に情報解禁されたCIAの文書や当時の文献などを読んで小説の内容を膨らませたという解説があって面白かった Posted by ブクログ あの本は読まれているか ラーラ・プレスコット / 吉澤康子 冷戦下のアメリカで、ロシア本国では禁書となった「ドクトルジバゴ」を秘密裏にロシア国民に届け、弾圧されている現状を認識させよ、というスパイ活動を描いた作品。本によるスパイ活動、という部分に魅かれたはずが、読み終わって印象に残ったのはスパイ活動より作中の女性の立場の描かれ方。 東のロシアパートと西のアメ...続きを読むリカパートが交互に描かれる構成なのですが、自由の国のはずの当時のアメリカで当然のように存在する女性と同性愛者への差別。本当にこの国は言うほど自由なのか?そんな描写がサブテーマのように感じました。 Posted by ブクログ あの本は読まれているか ラーラ・プレスコット / 吉澤康子 冷戦時代に鉄と火ではなく本を武器に戦う諜報部の女性達を描く小説 CIAやMI6と言えど実際には、ジェームズ・ボンドやジェイソン・ボーンのような活動ではなく、デスクワークや交渉がメインになってるわけで CIAの女性職員達がカフェやレストランでコーヒーやドーナツを頬張りながら、同僚の噂話に花を咲かせる...続きを読むシーンが描かれているのが面白いと思った 高邁な理想を追って国家のために…ではなくあくまで業務 国家の安全を守る人々にも恋や家庭の悩みはあるということ スパイ小説としてではなく、ある女性の恋や仕事の悩みを追った小説として読んだ方がいいのかもしれない Posted by ブクログ ラーラ・プレスコットのレビューをもっと見る